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冨森助右衛門

2,413 バイト追加, 2022年8月3日 (水) 03:28
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冨森助右衛門【富森助右衛門とみのもり すけえもん】…元小姓。
俳句好き。雅号「春帆(しゅんぱん)」  凶変後は[[軽部五兵衛]]のところに間借りして平間村に住んでいたが、不便なんで江戸に出る。 芝の金杉町に母親おたえと妻・おはや、息子の長三郎がいる。 本所相生町で[[早水藤左衛門|早水]]をあるじ、自分を奉公人という体裁で小間物屋を始める。 居酒屋で知り合った吉良家の仲間(ちゅうげん)を賄賂で抱き込んで出入りするようになる。ある日女中の中に元赤穂藩士山岡覚兵衛の妻・お久を発見。彼女は夫の死後、遺志を継いで綾という名で潜伏していたのだった…。  討ち入りのときにお隣の[[土屋主税逵直土屋主税|土屋]]さんち(とか[[本多倉之助|本多]]さんち)に挨拶に行ってる。
討ち入り後は[[吉田忠左衛門]]と一緒にメンバーを代表して自首している。
討ち入りからだいぶ経って息子の長三郎が細川家にお礼状を書いたら気に入られて小姓として就職が決まる。  [[軽部五兵衛奥田孫太夫]]に切腹のアドバイスしたりとか、フィクションの世界でも、貧乏してる誰それにカネ持ってきたとか、討ち入りの時に大高源五と一緒に冨森が隣家へ挨拶に来たとか、[[盟三五大切]]では不破数右衛門の伯父として出てくる。[[元禄忠臣蔵]]でも綱豊卿のとこにあらわれるのはこの人だし、明治時代は[[俵星玄蕃]]と仲良くなるのは[[杉野十平次]]のところに間借りしていたとか、ではなく、冨森だった。ほうぼうでチラッチラッと登場する名バイプレーヤー(?)。  [[奥田孫太夫忠臣蔵 瑤泉院の陰謀|瑤泉院の陰謀]]」で内匠頭に世継ぎが生まれないので色気のある[[喜世|娘]]を側に勤務させようと内蔵助が画策したとき、そのコの素性は「冨森助右衛門の妹ということにしよう」と相談がまとまる。脚本のジェームス三木も助右衛門の使い勝手をご存じのようだ。(つか、[[元禄忠臣蔵]]に切腹のアドバイスしたりとか、フィクションの世界でも誰それにカネ持ってきたとかいう役はたいがいこの人。ほうぼうでチラッチラッとこの人の名前が出てまいります。で喜世が助右衛門の妹ということになっている。) 
この人の子孫は吉良邸の絵図面を現在も所有。

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