差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

前原伊助

2,443 バイト追加, 2016年1月18日 (月) 05:42
編集の要約なし
[[Category:四十七士|まえはらいすけ]]
前原伊助【まえはら いすけ】…殴られキャラ。前原伊助【まえはら いすけ】…殴られキャラ。紫タンボ鍵付きの七尺槍の使い手(体の事情で九尺の槍を短くして使いやすくしている)。
講談ではコンプレックスから引きこもりがちであったがために本をよく読み文武両道とする場合と、槍は達者だが特に教養は無いとする場合とがある。
7才の時に難痘にかかり、後遺症で片目の視力を失い、右足を悪くする。(難痘〜なんとう〜ってなんだろうと思いましたが、モーツァルトが天然痘で失明しかけたというからソレ系の病気でしょうか)さらに煮えたぎるやかんの熱湯をかぶって毛も抜けちゃいました。
講談ではアグリーなイメージで表現されるので、ドラマなどで個性あるお顔立ちの役者が当てられると、あ、制作側は知ってるな?と思う。([[元禄繚乱]]の小倉久寛/[[12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵|幸四郎版大忠臣蔵]]の松井範雄など。…てスイマセン)土州(土佐の国)卜部伊左衛門の息子。
ハンデがあるので引きこもりがちでお寺に入ろうとしたが、頭脳明晰な上に槍がイケてたので武芸のお稽古をして江戸に出て、縁あって浅野家でバイト。世話人の仇討ちに活躍をしたのをみこまれて正社員になった。色が真っ黒で7才の時に難痘にかかり痘面(じゃんこづら…って、なにそれ?)、後遺症で片目の視力を失い、右足を悪くする。(難痘〜なんとう〜ってなんだろうと思いましたが、モーツァルトが天然痘で失明しかけたというからソレ系の病気でしょうか)さらに煮えたぎるやかんの熱湯をかぶって毛も抜けちゃいました(前に5〜6本、横に7〜8本、後頭に5〜6本残っている)。 無愛嬌(アグリー)で殿様も自分にとっつきにくくてどうにも不興をこうむるので弟に家督を譲って仏門に入ろうと大阪に向かうが「秀吉だって変面で出世してるし」と心変わり。中の島の金森大膳という槍術士に飯炊きとして入門。庭に飛んでくる雀を槍で突いては食べていたら兄弟子に気に入られ稽古をつけてもらうようになり、腕が立つので大膳にも見込まれみっちり修行。 大膳が豊後の府内に帰るおり、自分も道場を去り諸国漫遊の旅へ。 途中、後に吉良邸で戦うことになる水ノ谷重助に沼津で手合わせしたりしながら江戸表で浅野家に就職。 ある日のこと浅野家・家臣の前原清左衛門のお供で槍持ちとして出かけるが、クセのあるその馬はガッタリガッタリと歩く。そこへ伊助がヒョコタリヒョコタリついて行くので清左衛門が「みっともないから」と伊助をあとから来るように指図。仕方なく居酒屋で一杯やってから追いついてみると前原は酒癖の悪い通りがかりの武士・井上五郎左衛門に斬られていた。 「たかが五万三千石の小身大名には腕の立つものはいるまい」などと威張ってるからコレをたたきのめし、応援に駆けつけた[[堀部安兵衛]]が伊助の腕前を[[浅野内匠頭|内匠頭]]に報告、推挙。 内匠頭は前原の娘・お花(小町娘と評判の美人)と縁組。それから浅野家にご奉公をすることになった。(槍の前原)  講談ではブサイクキャラなのでので、ドラマなどで個性あるお顔立ちの役者が当てられると、あ、制作側は知ってるな?と思う。([[元禄繚乱]]の小倉久寛/[[12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵|幸四郎版大忠臣蔵]]の松井範雄など。…てスイマセン)  2015年にNHKで一龍斎貞山さんがこのお話しをやった時は、体に障害がある設定は一切削除され、出身や登場人物の名前が変わっていた。 コンプライアンス的な配慮かとも存じますが、そうなると隊列からただ離れて呑んだくれる不忠キャラとなる。ハンデをものともしない伊助の磊落さと、差別をした者達がやっつけられる末路には胸のすくものがあり、そうした削除は義士伝の奥行きを無くし、惜しい。

案内メニュー