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勢ぞろい!!おかま忠臣蔵

18 バイト追加, 2020年7月22日 (水) 07:24
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地上げのために店を巻き上げられた「オカマバー赤穂」のオカマたちが浪々の身となって地上げのために店を巻き上げられた「オカマバー赤穂」のオカマたちが浪々の身となって、'''"男"に身をやつして'''街に溶け込むというアイデアがシャレが利いているし、いろいろ忠臣蔵のサブ人気キャラも登場するなど、パロディとしては押さえどころが悪くないのだ。<SMALL>(註02)</SMALL>
バブル時代にあってお金が余ってしょうがないからってんで、なんでもイイから予算を消化しようと制作したかんじの一面もあるが、一応ちゃんと面白いものを作ろうというココロザシが見える。
性的少数者であることをカミングアウトした(=おおっぴらにした)人材が、メディアにはいまほどにおらず、一般の目もまだまだ珍奇なものを見るソレであったかもしれない。
ただ、ビデオジャケットのキャストの欄には「朝川ひかる(ニューハーフアイドル)」「花井京之助(オカマアイドル)」と、区別された表記があり、制作側による、それなりのこだわりはある。ただ、ビデオジャケットのキャストの欄には「朝川ひかる(ニューハーフアイドル)」「花井京之助(オカマアイドル)」と、区別された表記があり、制作側なりのこだわりはある。
偏見と差別を想起させかねないステレオタイプな表現は、当事者を不愉快にさせることもあるので、配慮は必要だと思う。そのいっぽうで、もりいのような知ったかぶりが騒ぎ出せば「そうじゃない人」が「そうである人」を演じることそのものに不要な制限も生ませかねず、今後の芸術表現の発展にいたずらなブレーキをかけることもあるかもしれない。
この作品「おかま忠臣蔵」も、もしかしたらやがて、欠番となって、見る機会が無くなるかもしれない、特殊な位置づけとなった。この作品「おかま忠臣蔵」も、もしかしたら時代の進化とともに、欠番となって、見る機会が無くなるかもしれない、特殊な位置づけとなっていくと思う。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1991]]

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