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吉本オールスター大行進 爆笑!大忠臣蔵

57 バイト追加, 2022年1月15日 (土) 06:36
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 かなり台詞のしっかりした脚本が用意されてるはずなのだが、誰ひとりとして完璧に台詞を頭に入れてない。自分の役名の読み方を間違えてるものさえいる。例外的に新喜劇メンバーほか数名がそこそこちゃんとしてるが、もしかしたら全体的に「わざとうろ覚え」なのかもしれない。
 というのは、この短縮版を見る限りでは展開が意外にも定石どおりなので、仕組まれた笑いが少なく、演者のうろ覚えや悪ふざけがないと喜劇が成立しないのだ。(ちなみに原案、脚本は桂三枝(現・桂文枝6th)) というのは、この短縮版を見る限りでは展開が意外にも定石どおりなので、仕組まれたギャグ展開が少なく、演者のうろ覚えや悪ふざけがないと、お笑い舞台が成立しないかんじのだ。(ちなみに原案、脚本は桂三枝(現・桂文枝6th))
 また、見てるこっちの頭にあらかじめ忠臣蔵が入ってれば彼らがどこを間違ったか、なにをふざけてるかが面白いので見ていられるが、ビギナーが見るとただのだらしない舞台に映るかもしれない。あたしが20代の頃に見て、退屈に感じたのはそのせいもあるだろうと思う。
「オールスター」について言うと、このころは新喜劇は世代交代を模索中で、辻本茂雄が台詞の無い茶坊主や吉良邸用人をやっている新人扱いなのが超もったいなく、藤井隆などはまだ不在。Wコージももっと活躍させればいいのに…。ちなみにこの作品でエース級に扱われてる看板は清水圭、トミーズやどんきほ〜て(かつみ「オールスター」について言うと、このころは新喜劇は世代交代を模索中で、辻本茂雄が台詞の無い茶坊主や吉良邸用人をやっている新人扱いなのが超もったいなく、藤井隆などはまだ不在。Wコージももっと活躍させればいいのに…。ちなみにこの作品でエース級に扱われてる看板は、清水圭、トミーズやどんきほ〜て(かつみ=バブル時代)といった面子。バブル時代)といった面子である。<small>(註釈01)</small>
 いっぽう、[[不破数右衛門]]役に西川のりおが当てられてるが、あまりにいいキャスティングなんでうれしかった(彼は[[TAKECHANマン忠臣蔵|タケちゃんマン忠臣蔵]]でも不破)。が、彼の暴走が芝居を止めると判断されてかまったく出番がないのが惜しかった。(もしくは、このビデオ上下巻版ではカットされてる?)
<附言>
2018年春、朝ドラ「わろてんか」を見てここにアクセスしてくる人が増えたが、戦時中の吉本映画についてはこちら>「2018年春、朝ドラ「わろてんか」を見てここにアクセスしてくる人が増えたが、戦時中の吉本(忠臣蔵)映画についてはこちら>「[[元禄あばれ笠〜浪曲忠臣蔵より〜]]」
註01…この舞台は、よしもとの会長・大崎氏(2021現在)が2丁目劇場支配人から新喜劇の担当になったころの時代で、今田耕司氏に言わせると「ちょうど新喜劇が一番大変な時期」。東野幸治はこの頃、吉本興行をやめて植木屋になりたいと言っていたそうである。(出典:2021.2.21放送「伯山カレンの反省だ!」)
註02…この舞台の27年後、やはり吉本手動で大阪弁忠臣蔵の映画「註02…この舞台の27年後、やはり吉本主導で大阪弁忠臣蔵の映画「[[決算!忠臣蔵]]」が公開される。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1992]]

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