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吉良ですが、なにか?

695 バイト除去, 2017年7月24日 (月) 00:50
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{{Cinema|制作=アタリ・パフォーマンスほか|公開=2014|内蔵助=−−−|星=4|頃=}}
吉良上野介とその家族を描く、松之大廊下事件の直後のハナシ。[[吉良上野介]]とその家族を描く、松之大廊下事件の直後のハナシ。
三谷幸喜が伊東四朗の喜寿を祝って書き下ろしたもので、大掛かりなセットや展開などはない一幕物。「まかない」的規模の美味しさ。三谷幸喜が伊東四朗の喜寿を祝って書き下ろしたもので、大掛かりなセットや展開などはない一幕物。
とかく吉良は悪漢か名君かいろいろ言われるが、この芝居によってついにその実像(?)が、家族や世間とのやりとりによって浮かび上がる!?
[[画像:Nanika.jpg|thumb|公開当時のチラシ]]
本作ははじめ、炭小屋と逃げ道の通路が舞台のものがたりだったのが、一人狩装束の伊東四朗を現代の格好の出演陣が取り囲むパーティの様子が描かれたチラシのイメージ画像を見て三谷幸喜はなにか思いつき、すっかり内容を変えてしまったという。本作ははじめ、炭小屋と逃げ道の通路が舞台のものがたりだったのが、すでに[[イヌの仇討|井上ひさしが似た設定でやってる]]ことを知ったのと、一人狩装束の伊東四朗を現代の格好の出演陣が取り囲むパーティの様子が描かれたチラシのイメージ画像を見て三谷幸喜はなにごとか思いつき、すっかり内容を変えてしまったという。
瀬戸カトリーヌは元禄時代の女中>ナース>吉良の次女あぐり…と、役柄が変わっていった。
「あのカッコしたいですもんねえ」
ともかく、急に思い立ったわりに完成脚本が稽古に間に合ったのがすごいと出演陣みんな感嘆。(以上カーテンコールのフリートークにて)ともかく、急に思い立ったわりに完成脚本が稽古に間に合ったのがすごいと出演陣みんな感嘆。(以上アフタートークにて)
== ※01 ==
2015年1月に放送された「フジテレビ開局55周年特別企画 オリエント急行殺人事件」において、三谷氏はお家断絶。散り散りになる仲間。仇討ちのための集合。「いつになったら実行するのよ!」あげくに「討ち入り前の血判状」というセリフまで飛び出し、忠臣蔵度を高く描いてくださってたが、実はよってたかって殺される極悪人に忠臣蔵を絡めることで(ちなみにアガサ・クリスティの原作でそもそも佐藤浩市が演じたサミュエル・ラチェットは極悪人)「吉良ですが、なにか?」と合わせて、勝手に以下のような、三谷氏のメッセージを(わたしが勝手に)想像した。2014年秋に公開してヒットした「清須会議」についてのインタビュー([http://www.cinematoday.jp/page/N0058825 シネマトゥデイ])で三谷幸喜は、忠臣蔵はいろんな切り口があると語っていらっしゃる。
「フルコースの忠臣蔵をやりたいのはやまやまだが、今のご時世で敵役に対して”死ねばいい“と鑑賞者に思ってもらうには今回ほどの極悪人レベルに仕立てあげる必要がある。しかしながら実在する人物の吉良像でそれをやるのは、現今ではいささか難儀である。」2015年1月に放送された「フジテレビ開局55周年特別企画 オリエント急行殺人事件」において、三谷氏はお家断絶。散り散りになる仲間。仇討ちのための集合。殺人計画の暗躍。「いつになったら実行するのよ!」あげくに「討ち入り前の血判状」というセリフまで飛び出し、忠臣蔵度を高く描いた。
と。 いっぽうで、2014年秋に公開してヒットした「清須会議」についてのインタビュー([http://www.cinematoday.jp/page/N0058825 シネマトゥデイ])では、忠臣蔵はいろんな切り口があると語ってらっしゃる。今後のアプローチに大いに期待〜!!今後のアプローチから目が離せません。

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