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吉良上野介

1,012 バイト追加, 2022年12月21日 (水) 13:35
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 皇室からの使者を江戸城で接待するイベントのリーダーだった。
イ ベント係の部下、浅野内匠頭からうらまれ、斬りつけられる。吉良のイジメが原因とされている。 イベント係の部下、浅野内匠頭からうらまれ、斬りつけられる。吉良のイジメが原因とされている。
 イジメのきっかけは、自分への浅野の進物がショボかったのにカッと来てからとか(もっともオーソドックス)、自分ところの三河(愛知県)の塩稼業が赤穂より具合悪くて快く思ってなかったとか(「[[峠の群像]]」ほか)、吉良が[[浅野内匠頭]]の[[阿久里/瑤泉院|奥さん]]に横恋慕してふられたとか([[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本]])というのがドラマでは定石。
 昔だし、その地位、年齢から考えて、目下に対して傲岸不遜なタチであったんじゃないかと推測する人もいる。 昔だし、その地位、コネ、実績、年齢から考えて、目下に対しておごった、傲岸不遜なタチであったんじゃないかと推測する人もいる。<small>(「正史 赤穂義士」渡辺世祐 光和堂/「赤穂義人録」室鳩巣など)</small>
 実際に欲深さと横柄さには定評のあった人だそうで<small>(「吉良上野介の正体」佐佐木杜太郎 エルム刊/「上杉と吉良から見た赤穂事件」青木昭博 小林輝彦共著 米沢信用金庫叢書)</small>、親戚関係の津軽公の家来も吉良の態度にブチ切れて殺そうとした過去もあるとか。<small>(「戦国と幕末」池波正太郎 角川文庫)</small>
・・・とは言うものの、悪者だって家に帰れば良き夫、良き父にかわることはよくあることで、領地からしぼりとらなくたって吉良ほどの財産と名声があればなおのこと……とは池波正太郎氏の談。<small>(「戦国と幕末」角川文庫/「忠臣蔵と日本の仇討ち(中央公論社<「歴史と人物(S46.12月号)」抜粋)」)</small>
 
 いっぽうで、将軍の代理で京都に出かけるなど、旅費(や衣装代も)など、いちいち莫大なお金もかかり、あっちこっちに相当なツケがたまり、たよりにしたい上杉家も借金があって、その上、火事があったり地元が洪水にあったり、家内の懐事情は相当厳しかったという話もある。<small>(「開館30周年記念特別展 元禄赤穂事件」図録コラムby 谷口眞子 赤穂市立歴史博物館/「上杉と吉良から見た赤穂事件」米沢信用金庫叢書)</small>
 
 また一説には、地元農民が新田開発をがんばった際は免税となり、収入も無い時もあったとか。(要確認)
 
 現代にも一部が残る堤防を作ったことと、農耕用の駄馬にまたがって現場を視察したと伝えられる親近感が、名君の根拠となっている(要確認)が、そのあたりがうまく構成されているのが、稲田和浩先生作の浪曲「赤馬の殿様」である。東家孝太郎師匠の持ちネタ。
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画像:kira_actor.jpg |吉良役者(「忠臣蔵ポスター集」解説ページより)
画像:kira_map.jpg |吉良邸絵図面(もりいくすお写)忠臣蔵文化ch.用
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== 忠臣蔵ぶろぐ(講演と吉良町観光) ==
 
(トークショー備忘録)
*[http://blog.kusuya.net/?day=20181218 トークショー記録「ステキなワル役 吉良上野介」]

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