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四十七人の刺客

264 バイト追加, 2018年1月7日 (日) 21:34
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さて、最初のほうで、高倉健の大石内蔵助が劇画から飛び出したようなあまりのカッコよさなので、後半の討ち入りに期待をしちゃうのだが、残念なことに吉良屋敷に'''妙な仕掛けからくり'''が多く、おかげでテンポが崩れ(というかずっとリアルだったのに急に作り事っぽくなる転調)、痛快な討ち入りシーンには仕上がっていない。そこに輪を掛けて本作の魅力の「静けさ」が討ち入りにまで保たれちゃって、なんというか、惜しい。
付け加えれば「静かな戦闘シーン」なら中盤の、山科の大石宅における間者との戦闘シーンが圧倒的に良い。付け加えれば「静かな戦闘シーン」なら中盤の、山科の大石宅における間者との戦闘シーンが圧倒的に良い。(<加筆:2017年現在20代前半の後輩にこのシーンを見せたら、静けさや間合い、特にペンキのように不透明な流血などまさに市川崑の特徴というべき演出が滑稽に見えてしまったと言っていた。)

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