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登場人物に感情移入をさせるために、印象的なキャスティングをするのは昭和時代は常識だった。だから自然にオールスターになったんだと思う。
今回の観客は四十七士を知らなくても役者の顔ぶれはテレビおなじみなので(<たぶん。テレビのレギュラーがそのまま出てると見込んでそう言いました)、その彼らがどういう目にあってるかを見て、自然になにかを感じてくれればしゃっちょこばらずに忠臣蔵のアウトラインが把握できる。今回の観客は四十七士を知らなくても役者の顔ぶれはテレビでおなじみなので(<たぶん。テレビのレギュラーがそのまま出てると見込んでそう言いました)、その彼らがどういう目にあってるかを見て、自然になにかを感じてくれればしゃっちょこばらずに忠臣蔵のアウトラインが把握できる。
歌や踊りの中には本筋から大脱線してふざける事もあり浪士数人が「なぜおれたち ここで歌ってる 踊りもホントは必要ない」という歌詞には笑わせられ、イギリスの円卓の騎士のブロードウェイコメディミュージカル「スパマロット」を彷彿とさせた。
斬られた[[不破数右衛門|不破]]の倒れて動かなくなった姿を悔やむ[[堀部安兵衛|安兵衛]]に「や、しんでないけど」とムックリ起きて場の空気を変えるギャグも「スパマロット」的で、事によると脚本家はモンティ・パイソンが好きかも?<small>(註:2011.12.24現在。ここで言う「スパマロット」はあくまでブロードウェイで観たオリジナル版の内容をもとに記述しております。)24現在。ここで言う「スパマロット」はあくまでブロードウェイで観たティム・カリー主演のオリジナル版の内容をもとに記述しております。)
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忠臣蔵ファンとしてはその具体化を楽しみにしていたが、戦国時代を主に取り扱う番組なので半ば諦めていた。それが突然AKR四十七というカタチでそれは実現する(その時に歌ったのは「討ちたいんだ」で、これは2曲目という設定。デビューシングルが「討ちたかった」とされ、歌詞やメロディはほぼ一緒ってハナシだw。)。
なにより、番組ではほかに五大老とか利休七哲がモチーフになったユニットも出てくるのに、AKR四十七の人気はほかより高めである。なにより、番組ではほかに五大老とか利休七哲がモチーフになったユニットも出てくる(モチーフにしているアーチストはさまざま)のに、AKR四十七の人気はほかより高めである。
メンバーは「くらら」「やすす」などと本物のアイドルよろしく愛称で親しまれ(てる設定)、集まって交わす会話は赤穂事件をベースにしたものである。メンバーは「くらら」「やすす」などと本物のアイドルのように愛称で親しまれ(てる設定)、集まって交わす会話は赤穂事件をベースにしたものである。
前進ネタのAKR47には触れず。『大江戸鍋』ともキャスティングが違い、派生ユニットも「松乃廊下走り隊」ではなく、「表門から入り隊」と
「裏門から入り隊」だったりして、まったく新しいアプローチをしている。
イケメンぞろいの神セブン([[大石内蔵助|くらら]]/[[大石主税|ちから]]/[[堀部安兵衛|やすす]]/[[大高源五|げんご]]/[[原惣右衛門|そうえもん]]/[[片岡源五右衛門|げんごえもん]]/[[岡野金右衛門|キンキン]])がメディア選抜だが、放送回を重ね[[吉良上野介]]がフィーチャリングされたり(名前がAKR四十七フィーチャリング吉良に変わる)、2012年秋の横浜のライブ「戦国鍋ホトトギスLive」ではメンバーが3人増え新曲の「ゲンロク・アコージケン」(「ヘビーローテーション」のオマージュ)を披露した。がフィーチャリングされたり(名前がAKR四十七フィーチャリング吉良に変わる)、2012年秋の横浜のライブ「戦国鍋ホトトギスLive」ではメンバーが3人増え新曲の「ゲンロク・アコージケン」(「ヘビーローテーション」のオマージュ)を披露した。女子のファンの「ジョメイ!シザイ!セップク!」というコールが楽しい。   == 明治座祭10周年記念特別公演「忠臣蔵 討入・る祭」 == 上記「大江戸鍋祭」を制作した、る・ひまわりが、2020年に明治座で打った公演。忠臣蔵の要素がいくらかモチーフになっている。 もりいくすおは未見だが、忠臣蔵友だちのサイトに詳しいレビューが載っています> [http://oboshi.web.fc2.com/review.html 「クラマチヤ 作品備忘録」] こちらによれば、もはや忠臣蔵や元禄時代に、そうガッツリとこだわるかんじでもなく、公演当時の流行りものをふんだんに取り入れた、そうとう自由な内容になっていたらしい。 以前こそテレビ番組の派生要素があったんで、忠臣蔵や歴史についての要素の配慮を重く見ていたが、あれからこっち、鍋がどうこうというより「るひまファン」向けなおもしろ舞台(大江戸鍋以降の「祭りシリーズ」には定評がある)としての成立を制作側は心がけている印象。   
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2011]]

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