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「戦国鍋TV」が、いつも武将のプロフィールを調べ上げた上で上手に遊ぶ、安心して見られるおもしろ番組なので、今回は忠臣蔵でどう遊んでくれるのか期待して出掛けたが、見事にその期待に応えてくれ、観客(目測98%くらいが女性客)のノリもよかった。「戦国鍋TV」が、いつも武将のプロフィールを調べ上げた上で上手に遊ぶ、安心して見られるおもしろ番組なので、今回は忠臣蔵でどう遊んでくれるのか期待して出掛けたが、見事にその期待に応えてくれ、観客(目測99%くらいが女性客)のノリもよかった。
歌アリ、笑いアリ、歴史アリ、徹頭徹尾、観客を楽しませようという精神に満ち満ちて、居心地がいい。
ともかく、内容もさることながら、忠臣蔵にこれだけの女子が詰めかける(最終的にどれだけ詰めかけたのは知りませんが、ともかく満員御礼だった)と言うことが、忠臣蔵を布教したいわたしにとっては大喝采ものなのであります。ともかく、内容もさることながら、忠臣蔵にこれだけの女子が詰めかける(全公演にどれだけ詰めかけたのは知りませんが、ともかくあたしが行ったときは満員御礼だった)と言うことが、忠臣蔵を布教したいわたしにとっては大喝采ものなのであります。
物語はオリジナルの忠臣蔵をコミカルに構成し直してるので、純粋には" 例の忠臣蔵物語 "とは言えず、ツッコミどころも無いわけではなく、うるさがたにとっては好き嫌いが別れそうなところであり、諸先輩方からは「コレの一体どこが?」と食いつかれることもあるかもで、ちょっとそこらへんが星5つじゃない遠慮部分なんですが、ま、「この分野」を見事に確立しており、総合的なサービスの質を考えるとたいへんにバランスのいいパッケージに仕上がっている。とは言えず、ツッコミどころも無いわけではなく、うるさがたにとっては好き嫌いが別れそうなところであり、諸先輩方からは「コレの一体どこが?」と食いつかれることもあるかもで、ちょっとそこらへんが星5つじゃない遠慮部分なんですが、ま、「この分野」のコレを見事に確立しており、総合的なサービスの質を考えるとたいへんにバランスのいいパッケージに仕上がっていると言える。
登場人物に感情移入をさせるために、印象的なキャスティングをするのは昭和時代は常識だった。だから自然にオールスターになったんだと思う。
今回の観客は四十七士を知らなくても役者の顔ぶれはテレビおなじみなので(<たぶん。テレビのレギュラーがそのまま出てると見込んでそういいました)、その彼らがどういう目にあってるかを見て、自然になにかを感じてくれればしゃっちょこばらずに忠臣蔵のアウトラインが把握できる。今回の観客は四十七士を知らなくても役者の顔ぶれはテレビでおなじみなので(<たぶん。テレビのレギュラーがそのまま出てると見込んでそう言いました)、その彼らがどういう目にあってるかを見て、自然になにかを感じてくれればしゃっちょこばらずに忠臣蔵のアウトラインが把握できる。
歌や踊りの中には本筋から大脱線してふざける事もあり浪士数人が「なぜおれたち ここで歌ってる 踊りもホントは必要ない」という歌詞には笑わせられ、イギリスの円卓の騎士のブロードウェイコメディミュージカル「スパマロット」を彷彿とさせた。(斬られた不破の倒れて動かなくなった姿を悔やむ安兵衛に「や、しんでないけど」とムックリ起きて場の空気を変えるギャグも「スパマロット」的で、事によると脚本家はモンティ・パイソンが好きかも?歌や踊りの中には本筋から大脱線してふざける事もあり浪士数人が「なぜおれたち ここで歌ってる 踊りもホントは必要ない」という歌詞には笑わせられ、イギリスの円卓の騎士のブロードウェイコメディミュージカル「スパマロット」を彷彿とさせた。 斬られた[[不破数右衛門|不破]]の倒れて動かなくなった姿を悔やむ[[堀部安兵衛|安兵衛]]に「や、しんでないけど」とムックリ起きて場の空気を変えるギャグも「スパマロット」的で、事によると脚本家はモンティ・パイソンが好きかも?<small>(註:2011.12.24現在。ここで言う「スパマロット」はあくまでブロードウェイのオリジナルの内容をもとに記載しております。)24現在。ここで言う「スパマロット」はあくまでブロードウェイで観たティム・カリー主演のオリジナル版の内容をもとに記述しております。)
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後半は宝塚よろしくレビューとなっているが、コレもふざけており、既存の歌手をもじったヘンなユニットが次々に登場するが、コレも歌詞がしっかりしており(戦国鍋のパロディユニットはいつもそうである)、松乃廊下走り隊7(<元ネタはAKBの派生ユニット 第2部は宝塚よろしくレビューとなっているが、コレもふざけており、既存の歌手をもじったヘンなユニットが次々に登場するが、歌詞がしっかりしており(戦国鍋のパロディユニットはいつもそうである)、松乃廊下走り隊7(<元ネタはAKBの派生ユニット 渡り廊下走り隊7)のパロディソング「キラ☆キラ KIRA Killers」は、ギャグを超えて殿の無念と討ち入りの決意を歌上げてちょっとジワッと来ました。
ヤスベエ&グンベエ(チャゲ&飛鳥のパロディ)の「同志を集めてヤツを討ちに行こうか」という迫力あるライブもかっこよく、客席の振る色とりどりのサイリウムがきれいで、鳥肌が立ちっぱなしだった。
かえすがえすも、「忠臣蔵」でこのノリはすばらしすぎる。
 
 
最後に、あたしがブログに書いた感想にファンの方から喜ばれた一節を加筆>このプロジェクトはツアーを組んで、ファンと役者が赤穂にも出向いておりまして、はとバスツアーもして、泉岳寺や江戸城跡や吉良邸跡にも行ってる。そういうスタッフの姿勢がなんだかとっても正しい!!
[[忠臣蔵1/47|キムタク版]]のなし得なかった、「イケメン忠臣蔵」は遂にここに実現したのであり、快挙であります。
 
 
 
== AKR四十七について ==
 
『戦国鍋TV』では、このライブイベント『大江戸鍋』のあと、AKR四十七(えーけーあーるしじゅうなな)という人気(架空)アイドルが2012年に誕生した。
 
そもそも『大江戸鍋』の前にも、歌謡バラエティのコントで「討ちたかった」という歌を歌うとするAKR47というアイドルユニットが'''台詞でのみ'''存在していた。
 
忠臣蔵ファンとしてはその具体化を楽しみにしていたが、戦国時代を主に取り扱う番組なので半ば諦めていた。それが突然AKR四十七というカタチでそれは実現する(その時に歌ったのは「討ちたいんだ」で、これは2曲目という設定。デビューシングルが「討ちたかった」とされ、歌詞やメロディはほぼ一緒ってハナシだw。)。
 
なにより、番組ではほかに五大老とか利休七哲がモチーフになったユニットも出てくる(モチーフにしているアーチストはさまざま)のに、AKR四十七の人気はほかより高めである。
 
メンバーは「くらら」「やすす」などと本物のアイドルのように愛称で親しまれ(てる設定)、集まって交わす会話は赤穂事件をベースにしたものである。
 
前進ネタのAKR47には触れず。『大江戸鍋』ともキャスティングが違い、派生ユニットも「松乃廊下走り隊」ではなく、「表門から入り隊」と
「裏門から入り隊」だったりして、まったく新しいアプローチをしている。
 
イケメンぞろいの神セブン([[大石内蔵助|くらら]]/[[大石主税|ちから]]/[[堀部安兵衛|やすす]]/[[大高源五|げんご]]/[[原惣右衛門|そうえもん]]/[[片岡源五右衛門|げんごえもん]]/[[岡野金右衛門|キンキン]])がメディア選抜だが、放送回を重ね[[吉良上野介]]がフィーチャリングされたり(名前がAKR四十七フィーチャリング吉良に変わる)、2012年秋の横浜のライブ「戦国鍋ホトトギスLive」ではメンバーが3人増え新曲の「ゲンロク・アコージケン」(「ヘビーローテーション」のオマージュ)を披露した。女子のファンの「ジョメイ!シザイ!セップク!」というコールが楽しい。
 
 
 
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2011]]

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