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小野寺十内
,編集の要約なし
[[画像:Jyunai.jpg|thumb|役者絵:志村喬]]
[[Category:四十七士|おのてらしゅうない]]
[[Category:四老|おのてらしゅうない]]
小野寺十内【おのでら じゅうない】…京都勤務。愛妻家の老年参謀キャラ。大石内蔵助派。
学識もあるし和歌も達者とまさに文武両道ともに長けている。
寛文3年3月(1663)江戸。浅野家の近習二人が[[浅野内匠頭|殿様]]の馬で飛鳥山に花見に出かけると、酔っぱらった職人が投げた瓦器(かわらけ)が馬の顔にあたってしまう。馬が大暴れするので花見客がみんな逃げてしまった。この様を見て怒ったすごい美人(16歳くらい)が、謝らないで立ち去ろうとする近習ふたりを投げ飛ばし、下女とともに馬に乗り去っていってしまう。
聞き込み捜査の末、娘の個人情報をゲットした二人は馬役の植村藤右衛門に相談。植村は二人とともに美人のいる屋敷に詫びに行く。
この美人は溝口家の家来・古川主馬の娘で[[丹女|お丹]]といい、謝罪に行った先で植村はすっかりお丹に一目惚れしてしまう。
恋わずらいに伏せった植村を心配した十内はキューピットを買って出て、そもそも馬術の師匠として面識のあった古川のもとへ植村を売り込みに行く。
「植村はいいやつです!まぁ男っぷりはよくないが、でも正直一方でして、馬術は…うまくございませんが、学問は…論語が読めますがワケはわかりません。剣法は筋が悪いんだけど…」てなことをいってると、お丹はきっぱり植村より十内のほうが好きだとまさかの告白。思わぬ飛び火に驚くが十内もまんざらじゃないので受諾。十内とお丹はめでたく結婚する。
若鮎や釣らぬ柳にはねてゆき…
享年61。
== 関連項目 ==
* [[丹女|お丹]](愛妻)
* [[小野寺幸右衛門]](養子にもらった甥)
* [[大高源五]](甥)
* [[戸田局]](妹)
* [[岡野金右衛門]](親戚)
* [[間瀬久太夫]](親戚)
* [[間瀬孫九郎]](親戚)
* [[中村勘助]](親戚)