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峠の群像

サイズ変更なし, 2009年4月1日 (水) 15:09
編集の要約なし
'''役者っぷりがいいのは吉良の伊丹十三'''。ズバ抜けて魅力的であります。
この作品はほかの忠臣蔵をかなりいっぱい見た末に見たが、どうやら四十七士っていうのはクールに描くだけじゃ魅力が発揮されない。どこかお間抜けな部分も併せ持った田舎侍たちが、迷ったり躊躇したりしながら不器用に働き、貧乏生活を元気にやけくそに乗り越え、見事あの大義を全うしたところにものすごさがあるのではないか。
 
 
ちなみに、当時の制作発表の時にプロデューサーが「史実に忠実な、実態に近い作品にする」と言ったらしいのだが、フタを開けてみたら内容はその筋の人から見ると相当ヤバかったらしく、あるオーソリティーの先生は放送終了後10年以上も後に発行された著書<small>(*1)</small>でわざわざ蒸し返し、1章まるまる「あの峠の群像なんてちっとも忠実ではない」という検証に当てているほどである。そういうのがこわいんでこのサイトはもう、アッチコッチに「講談本がソースです」と書きまくりましたw。
 
*1…飯尾精氏著「異議あり忠臣蔵」
この作品はほかの忠臣蔵をかなりいっぱい見た末に見たが、どうやら四十七士っていうのはクールに描くだけじゃ魅力が発揮されない。どこかお間抜けな部分も併せ持った田舎侍たちが、迷ったり躊躇したりしながら不器用に働き、貧乏生活を元気にやけくそに乗り越え、見事あの大義を全うしたところにものすごさがあるのではないか。
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1982]]

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