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忠臣蔵・女たち・愛

548 バイト追加, 2017年12月1日 (金) 02:17
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[[日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜|前作]]があまりに高視聴率だったから制作側はもっと早く第二弾を欲しがったのではないかと推測するが、橋田はきっと「おしん(NHK)」で忙しかったんで本作まで7年も空いたんじゃなかろうか。(ちなみにこの二年後「春日局」)
さっそく[[杉野十平次]]の妹役に小林綾子(おしん)がキャスティングされているが、やっぱこの人(の少女時代)はちょっと足が不自由な役をやるだけで不憫に見えて涙を誘う威力があります。(名犬ラッシーの演技みたい)の妹役に小林綾子(おしん)がキャスティングされているが、やっぱこの人(の少女時代)はちょっと足が不自由な役をやるだけで不憫に見えて涙を誘う威力があります。(名犬ラッシーの演技が同情を誘うように?)
前作に比べると、なますのように斬られて泥だらけで死んでいくような壮絶な女の生き様は無くなってるのが、70年代から80年代という時代の流れを感じさせる。離縁された[[大石りく]]が江戸の[[大石内蔵助|内蔵助]]に会いにきちゃうところだけネタがかぶってる。
前半と後半に別れた二部構成の形をとっているが、密度の濃い前半に比べ後半は「いい話」の連続で役者の演技も申し分ないのだが、いささか起伏に欠け、単調に感じる。ただ、当時のお茶の間はそれでも良かったのかもしれない。  さて、[[徳川綱吉]]をカツシンが演じているのだが、彼のシーンだけガラッと空気が変わってしまう。もう'''晩年の彼の演技はお茶の間向きではない'''。他人とのカラミは適当だし。。キッカケが自由な感じなのでカメラも音声も、カツシンが急になにをしでかすか技術さんがビクビクしてる感じがもろに伝わってくる。
煙に巻かれた林与一氏がカツシンのセリフに自分のセリフをかぶせてしまうシーンがあり、カツシンがあまりにぼそぼそ言ってるので聞き取れず、'''勘で'''キッカケを読んだのかなと想像していたが、09年12月、林氏ご本人にお話を伺う機会があったので聴いたら「勝さんが急に、勝手にいろいろやり出す」のでどぎまぎしていらっしゃったようだ。
これが単品なら4っつぼしですが、さらに良い「女たちの忠臣蔵」と同点というわけにはいかないので星3っつ。
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