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忠臣蔵・女たち・愛

63 バイト追加, 2023年1月23日 (月) 07:32
「おしん」部分に加筆
橋田壽賀子の「女」忠臣蔵シリーズ(?)第2弾。
[[日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜東芝日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜|前作]]があまりに高視聴率だったから制作側はもっと早く第二弾を欲しがったのではないかと推測するが、橋田はきっと「おしん(NHK)」で忙しかったんで本作まで7年も空いたんじゃなかろうか。(ちなみにこの二年後「春日局」)
さっそく[[杉野十平次]]の妹役に小林綾子(おしん)がキャスティングされているが、やっぱこの人(の少女時代)はちょっと足が不自由な役をやるだけで不憫に見えて涙を誘う威力があります。(名犬ラッシーの演技が同情を誘うように?)の妹役に小林綾子(NHK連続テレビ小説「おしん」主役)がキャスティングされているが、やっぱこの人(の少女時代)はちょっと足が不自由な役をやるだけで不憫に見えて涙を誘う威力があります。(名犬ラッシーの演技が同情を誘うように?)
前作に比べると、なますのように斬られて泥だらけで死んでいくような壮絶な女の生き様は無くなってるのが、70年代から80年代という時代の流れを感じさせる。離縁された[[大石りく]]が江戸の[[大石内蔵助|内蔵助]]に会いにきちゃうところだけネタがかぶってる。
さて、[[徳川綱吉]]をカツシンが演じているのだが、彼のシーンだけガラッと空気が変わってしまう。もう'''晩年の彼の演技はお茶の間向きではない'''。キッカケが自由な感じなのでカメラも音声も、カツシンが急になにをしでかすかビクビクしてる感じがもろに伝わってくる。。キッカケが自由な感じなのでカメラも音声も、カツシンが急になにをしでかすか技術さんがビクビクしてる感じがもろに伝わってくる。
煙に巻かれた林与一氏がカツシンのセリフに自分のセリフをかぶせてしまうシーンがあり、カツシンがあまりにぼそぼそ言ってるので聞き取れず、'''勘で'''キッカケを読んだのかなと想像していたが、09年12月、林氏ご本人にお話を伺う機会があったので聴いたら「勝さんが急に、勝手にいろいろやり出す」のでどぎまぎしていらっしゃったようだ。
== 関連作品 ==
* [[日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜東芝日曜劇場 女たちの忠臣蔵〜いのち燃ゆる時〜|女たちの忠臣蔵]](同じ原作者のぜんぜん違うストーリー)
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1987]]

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