差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

237 バイト除去, 2019年10月14日 (月) 22:43
編集の要約なし
衣裳もひじょうに洗練されている。ビジュアル的にいろいろ無駄が無い。
先回申し上げたデタラメについては、今回はおおいに遊んでいるかんじで、聞いたこともない赤穂浪士たちの思惑が面白かった。<small>(註釈01)</small>
でも、
「これは、わかっててあえてふざけているのか。それとも、不勉強でこういうシーンを作っちゃったのか」
と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、劇場で配ってるチラシでクチにしてた演出家さんのコメントが頭をかすめて、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレががっかりしたものに見えてきて、興ざめしてしまうのであった。<small>(註釈01)(註釈02)</small>
ひきずったんですね。ともかく。
演出家さんの往生際の悪さを誰も諌めることが出来なかったのかな?と、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。
 
 
あとあの〜。デタラメやるにしては持ってきてる反体制的なテーマがちゃんとしすぎ。テーマが硬くて長台詞が多いほど、当時を語る上での相関関係の手薄が目立ってくる。<small>(註釈02)</small>
註釈01…講演を宣伝するネットやチラシからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたのでホッとしてたのに…。つか、俺が「原作」の意味を取り違えているのかなあ。註釈01…以下ネタバレ。本作で一番特徴的なのは、討ち入りのあとに上杉が攻めて来れば戦争になるから、この世をまた戦国時代にしようという思惑。なかなかよいデタラメだが、小難しく堅苦しい会話が多いせいで、このバラエティが完全に霞んだ。
註釈02…以下ネタバレ。本作で一番特徴的なのは、討ち入りのあとに上杉が攻めて来れば戦争になるから、この世をまた戦国時代にしようという思惑。なかなかよいデタラメだが、小難しく堅苦しい会話が多いせいで、このバラエティが完全に霞んだ。註釈02…講演を宣伝するネットやチラシからは「仮名手本忠臣蔵」の文字が消えていたのでホッとしてたのに…。つか、俺が「原作」の意味を取り違えているのかなあ。
実際は、討ち入り自体が戦争の覚悟なんだけど、現代人の視点で書いてるから、吉良邸襲撃はあたりまえに成功する前提の展望となっている。

案内メニュー