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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

40 バイト追加, 2019年10月15日 (火) 21:35
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「これは、わかっててあえてふざけているのか。それとも、不勉強でこういうシーンを作っちゃったのか」
と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、今回も劇場で配ってるチラシで演出家さんがクチにしてたのが頭をかすめると、「あんまり知らないのかな」と、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレががっかりしたものに見えてきて、興ざめしてしまうのであった。と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、今回も劇場で配ってるチラシで演出家さんがクチにしてたのが頭をかすめると、「ああ…テキトなんだな」と、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレががっかりしたものに見えてきて、興ざめしてしまうのであった。<small>(註釈02)</small>
あたしはひきずったんですね。ともかく。
どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるからなのであります。
つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうと「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、いずれにしろひじょうに印象が悪い。悪いけどコレ、ユーザーに対して、偽装の食品表示ラベル貼る業者と、同じあやまちである。(同時に、過去に上演されているという、ほかのカミカケテとかアブラジゴクはちゃんとやってて仮名手本だけこんななのか、いつもこんなふうなのかという不信感もつのる。) その非礼を挽回するほどの衝撃は、作品からはひびいてこなかった。つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうと「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、いずれにしろひじょうに印象が悪い。こう言っちゃ悪いかもだけどコレ、ユーザーに対して、偽装の食品表示ラベル貼る業者と、同じあやまちである。(同時に、過去に上演されているという、ほかのカミカケテとかアブラジゴクはちゃんとやってて仮名手本だけこんななのか、いつもだいたいこんなふうなのかという不信感もつのる。)
その非礼を挽回するほどの衝撃は、作品からは、ひびいてこなかった。
演出家さんの往生際の悪さを誰も諌めることが出来なかった、この団体をとりまく現場全体の限界もそこに見るのであります。(脚本家さんは納得づくなのかなあ。)
伊丹まで観に行った自分が愛しいので、星2つとさせていただきます。役者さんみんな良かったし。([[大野九郎兵衛]]の人だけ、フワフワっとしていたけど。ちなみに九郎兵衛も四十七士。)
 
 

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