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忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀

264 バイト追加, 2019年10月15日 (火) 10:07
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と、思ったとき、前回あれだけ気になった「仮名手本忠臣蔵原作」を、またぞろ性懲りもなく、劇場で配ってるチラシでクチにしてた演出家さんのコメントが頭をかすめて、「あんまり知らないのかな」と、とたんに目の前で繰り広げられてるアレコレががっかりしたものに見えてきて、興ざめしてしまうのであった。<small>(註釈02)</small>
ひきずったんですね。ともかく。あたしはひきずったんですね。ともかく。
どうしてそこばかり気になるかというと、この芝居を「現代日本演劇のルーツ」シリーズの一貫として堂々とリリースしてるからなのであります。
つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうという「ルーツ」や「忠臣蔵劇」に対する軽視か、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、いずれにしろひじょうに印象が悪い。つまり先回から1年経っても、なんのエクスキューズも無く、シャアシャアと「仮名手本忠臣蔵原作」を言ってしまうという態度は、どうせこんなもんだろうと「ルーツ」や「忠臣蔵劇」を軽視しているのか、どうせ客にはわからないだろうという侮辱なのか、いずれにしろひじょうに印象が悪い。(同時に、過去に上演されているという、ほかのカミカケテとかオンナジゴクはちゃんとやってて仮名手本だけこんななのか、それともいつもこんなふうなのかという不信感もつのる。)
その非礼を挽回するほどの衝撃は、作品からはひびいてこなかった。

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