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忠臣蔵
,編集の要約なし
安兵衛だけの「高田の馬場」エピソードも特別版で用意<small>(*註)</small>されて、これは肉食的に脂ぎっている。おじさんの[[菅野六郎左衛門]]を竜 雷太がやってるのだが、まさに先輩ゴリさんとボギー刑事がだぶるので「太陽にほえろ!」ファンにはうれしい七曲署的な高田の馬場である。<small>※註…スペシャル番組が入った関係で放送予定日がずれ、コレだと討ち入りが1月中旬になっちゃうのでこのエピソードだけ連ドラからはずし、別枠で放送されたとか。</small>
[[清水一学]]の隆大介もすごく熱を感じる役者さんだ。隆一額は安兵衛の友人時代は話せるやつで良いキャラになりそうだったが、吉良側に雇われたとたん情け容赦ない冷酷無比なキャラになってしまってつまんない。の隆大介もすごく熱量を感じる役者さんだ。隆一学は安兵衛の友人時代は話せるやつで良いキャラになりそうだったが、吉良側に雇われたとたん情け容赦ない冷酷無比なキャラになってしまってつまんない。
ちなみにプロデューサー能村庸一氏の談話によると、準備期にスタッフと古い忠臣蔵作品を見てたとき、女性スタッフが「おじいちゃんを、よってたかってかわいそう」とコメントしたと言い、それが本作品の吉良をじゃっかん若めの平幹二郎でキャスティングするきっかけとなったそうだ。
そして衣裳に特別な個性がない。江戸でお勤め中の赤穂藩士は、まるで制服のようにおなじ色味でコーディネートされており、元禄っぽくない。
また、サブに扱われている四十七士はもしも中盤で配役をこっそり取り変えても気づかないような、なんというか、'''人種的に似た感じ'''のバイプレーヤーが固めている。
で、実は意外に象徴的なんではないかと思うのがタイトルロゴで、筆文字だが、線が細く、スレンダーなのであります(^∇^; )。
要は、全体的にやんわりした、だれも傷つけないムードが草食系なかんじなのかもしれません。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1996]]