差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

忠臣蔵1/47

7 バイト除去, 2022年1月17日 (月) 13:10
編集の要約なし
 リメイクで新しいココロミをするときに大事なのは、斬新なことを目指すことよりも、これまで扱われたテーマ性を自分ならどうやって脚色できるか、演出できるか、という地味な作業こそがクリエーターの腕の見せ所だと思う。で、結果、斬新になってる、というカタチが美しい。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。自分ならどうやって脚色できるか的なことは、この作品なりにじゅうぶん目指そうとしてると思う。というか、それが企画のスタートな気がする。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が感じられない事がそもそもアレで、過去のあたしが言うほどややこしい事ともちがう気がします。)
 テーマやストーリーをいじくっちゃったりキャラの性格を大胆に壊してしまっては、その題材を取り上げる意味がない。それは「斬新」ではなく「デタラメ」になってしまう。デタラメをやるんだったら笑えたほうがいい。本作は斬新でも笑えるデタラメでもない。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。ストーリーやキャラを独自の目線で忠臣蔵劇を面白くしている成功作は少なくない。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が感じられない テーマやストーリーをいじくっちゃったりキャラの性格を大胆に壊してしまっては、その題材を取り上げる意味がない。それは「斬新」ではなく「デタラメ」になってしまう。デタラメをやるんだったら笑えたほうがいい。本作は斬新でも笑えるデタラメでもない。(<加筆:これ書いた10年後のあたしからヒトコト。ストーリーやキャラを独自の目線で忠臣蔵劇を面白くしている成功作は少なくない。しかし、いかんせん本作の場合、クリエーター側に時代劇や忠臣蔵に対する愛が(ry。[[携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜|「携帯忠臣蔵」]]と同じ失敗原因と思う。)
 そもそも「安兵衛」の物語と言えば底抜けに明るく、この街の人気者(あるいは厄介者)は豪胆でありながらユニークなはずなのに、本編ではまるっきりオスマシ&ツツマシヤカ。
 これまで国民に愛されてきた元来なら、キムタク(主人公・堀部安兵衛)って人は、ある意味安兵衛像に近いと思う。やるときはやるけど愛嬌たっぷりの人気者だ。たとえば糊屋のばあさんに研ナオコかなんかを当てて「おぃばばぁ!ちょ待ぁてよ!」 これまで国民に愛されてきた元来なら、キムタク(主人公・堀部安兵衛)って人は、ある意味安兵衛像に近いと思う。やるときはやるけど愛嬌たっぷりの人気者だ。たとえば[[お勘|糊屋のばあさん]]に研ナオコかなんかを当てて「おぃばばぁ!ちょ待ぁてよ!」<small>(註02)</small>ってやってたら、安兵衛のイメージぴったりなのに、そうした役者の持ち味すら、わざわざ全部殺してしまった。(ちなみに糊屋のばばあは本作には出てきません。)

案内メニュー