差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

忠臣蔵 暁の陣大鼓

97 バイト追加, 2022年7月23日 (土) 16:34
編集の要約なし
{{Cinema|制作=松竹|公開=1958|内蔵助=(市川寿海)|星=2|頃=}}
[[画像:Genba4new.jpg|thumb|役者絵:近衛十四郎]]
ガチッとした作りの[[堀部安兵衛|安兵衛]]ものがたり。ものがたり。モノクロ。
主役を演じるのは当時のホープ俳優、森美樹。彼はこの数年後に、若くしてガス中毒で亡くなったそうだが、この作品の公開年周辺はコンスタントに年に5〜6本映画に出ており、松竹のチカラの入れようがわかる。
たいがい安兵衛を主役に立てる場合は、高田馬場を含めたケンカ安のハナシが山場として映像化される。ゆとりがあれば、[[堀部弥兵衛|堀部家]]に婿入りするところで終わる。
これは、もちろん尺の問題が一番だろうが、浪人時代と仕官時代では周辺のテーマや事情、キャラクターがまるっきり変わって、二部構成になってしまい、作品として一貫性がなくなるので仕方がない。本作品の場合は'''浅野家時代のエピソードをすっぽり抜いて'''(赤穂事件、みんな知ってるからいいでしょ?て感じで、無音の松の廊下シーンに字幕ベースの説明が一瞬あるだけ)、仕官の前後に焦点を置き、安兵衛の「浪人時代だけ」をキープすることで、ビジュアル的に観客を煙にまかない工夫をしている。(BGMのみの松の廊下シーン〜前年公開の「[[大忠臣蔵]]」から抜粋してモノクロに修正したもの〜に字幕ベースの説明が一瞬あるだけ)、仕官の前後に焦点を置き、安兵衛の「浪人時代だけ」をキープすることで、ビジュアル的に観客を煙にまかない工夫をしている。
ただ、それだと前半クライマックスで結ばれた、[[堀部弥兵衛|弥兵衛]]や[[ホリ|お幸]]との新生活はどうしてくれるの?てことになるわけだが、本作品の安さんは堀部と「離縁状態」となる。サミシ〜!との新生活はどうしてくれるの?てことになるわけだが、本作品の安さんは堀部と「離縁状態」となる。トホホ〜!
オイオイオイ!そりゃねえだろう!と思うところだが、そもそもこの作品は、森美樹と髪結屋の瑳峨三智子とのラブストーリーに比重を置いているのでしょうがないのであります(コレ大事)。「二人を見つづける映画」。(ちなみに、この二人はプライベートでも熱愛関係にあったという。)オイオイオイ!そりゃねえだろう!と思うところだが、そもそもこの作品は、森美樹と髪結屋の瑳峨三智子とのラブストーリーに眼目を置いているのでしょうがないのであります(コレ大事)。「二人を見つづけるための映画」。(ちなみに、この二人はプライベートでも熱愛関係にあったという。)
あと、肝心な高田馬場の殺陣(たて)がうまくないのだが、森さんが得意じゃないのか、監督(倉橋良介)の演出のせいか、殺陣師が二刀流の振り付けが不得手だったのか不明。あと、森さんの殺陣(たて)がうまくないのだが、ご当人が得意じゃないのか、監督(倉橋良介)の演出のせいか、殺陣師が二刀流の振り付けが不得手だったのか不明。
討ち入りのとき、助成で両国橋で単身闘う(相手はどこの誰か、わかんない侍たち)、俵星玄蕃(近衛十四郎)のシーンのほうがたっぷりしてたりする。笑討ち入りのとき、助成で両国橋で単身闘う(相手はどこの誰か、わかんない侍たち)、[[俵星玄蕃]](近衛十四郎)のシーンのほうがたっぷりしてたりする。笑

案内メニュー