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忠臣蔵 風の巻・雲の巻

836 バイト追加, 2022年11月24日 (木) 18:21
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さてこの作品、あえて苦言を呈するならば、全体的にもうひとつ面白みに欠ける(ハナ肇も渋い演技で、コメディリリーフではない)。元禄時代の華やかさも無い。全部が首尾よく整ってるが遊びが無いのだ。オカズが無い。さてこの作品、あえて苦言を呈するならば、全体的にもうひとつ「おかしみ」に欠ける(ハナ肇も渋い演技で、コメディリリーフではない)。元禄時代の華やかさも無い。全部が首尾よく整ってるが遊びが無いのだ。オカズが無い。
人というのは皮肉なことに、まじめで普通より、どっか「つっこみどころ」があるほうが気に入ったりする。これが、本作品より6年前の[[年末時代劇スペシャル 忠臣蔵|里見浩太朗版]]に人気が集まる理由ではあるまいか。
意外にこの当時は合成技術がうまい。同じ年に放送の大河にも見受けられる。
 
 
<附言>
 
本作で大石内蔵助を演る仲代達矢と言えば黒澤映画の常連だが、黒澤明はかつて忠臣蔵について「47人が寄ってたかってじいさんを殺す映画のなにがおもしろいんだ。じいさんが47人殺すならおもしろいけど」と言って忠臣蔵制作に後ろ向きだったように伝えられるが(たしか脚本家の橋本忍さんがおっしゃってた記憶がある。要出典)、放送年の「週刊テレビ番組Vol.18(49号 通巻885号)東京ポスト社」の記事に、仲代達矢が「前に黒澤明監督から将来、キミの大石で忠臣蔵を撮りたいねと話されたことを思い出します。」とコメントしていたとある。忠臣蔵&黒澤ファンのあたしには貴重な証言だ。

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