差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜

サイズ変更なし, 2009年2月18日 (水) 05:29
編集の要約なし
この作品を助けてるのは中井貴一の孤軍奮闘のみ(&絵作りも悪くない)。設定、ギャグ、ストーリー、演出などにはまったく特筆すべき点がない。
情報戦である討ち入り計画に携帯という必殺道具が浪士側に手に入るのだから、忠臣蔵ファンはタイトルだけ聞いたところでいろいろ想像豊かにワクワクするが、その想像のほうがあまりにも本編より面白いので、実際見るとその「行き届かなさ」にほんとうにガッカリする。たった一台、未来とつながってるツールを内蔵助に持たして一方的に未来人がインタビューするだけなら、多機能が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。情報戦である討ち入り計画に携帯という必殺道具が浪士側に手に入るのだから、忠臣蔵ファンはタイトルだけ聞いたところでいろいろ想像力をかきたてられワクワクするが、その想像のほうがあまりにも本編より面白いので、実際見るとその「行き届かなさ」にほんとうにガッカリする。たった一台、未来とつながってるツールを内蔵助に持たして一方的に未来人がインタビューするだけなら、多機能が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。
元禄時代の背景も、史実も忠臣蔵も活かされてないので、ぶっちゃけ「忠臣蔵」である必然性は全然なし。なにか事情があって忠臣蔵にくわしくないスタッフが作らなきゃいけない憂き目にあったと、残念な部分を事故と思って百歩譲ったとしても、果たして「携帯」のほうもうまく使えてない。機能*にしても、携帯にまつわるあるあるネタにしても、オイシイ素材をなにからなにまで使わずじまいなのだ。おかるが根付けを作ってくれるシーンはあるが。<small>*もっとも、2000年当時では写メはまだ普及してない。</small>

案内メニュー