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携帯忠臣蔵〜世にも奇妙な物語 映画の特別編〜

389 バイト追加, 2022年5月5日 (木) 10:31
編集の要約なし
 この作品を助けてるのは中井貴一のコミカルな孤軍奮闘。そして、絵作りもきれいだし、音楽や編集の仕方など、周囲はコレをおもしろくしようと努力されてるし、うまくいってる。だからネット上のレビューでこの映画を「面白い」と言ってるコメントを見ると、まさにだいたいこの「着想」と「雰囲気」と「中井貴一」が評価されてるのが簡単に見つかる。
 しかしお話のほうが設定、ギャグ、ストーリーに、まったく特筆すべき点がない。 しかしお話のほうが設定、ギャグ、ストーリー共に、まったく特筆すべき点がない。
 そんなに辛い言い方をしなくても、もともと視聴者の要求レベルが高くない「世にも奇妙…」(当時)なんだし大目に見ても、なのだが、情報戦である討ち入り計画に「携帯電話」という必殺道具が、未来から元禄の世に与えられるのだから、忠臣蔵ファンの脳内にはタイトルだけ聞いた時点であれこれと勝手な名場面を期待してしまう。
 すなわち、浪士たちと携帯電話との出逢い、そして使いこなし始めてからの作戦…。いやいや逆に、携帯は吉良側に与えられて、討ち入りの結末に影響があるのかも!?…アンテナは誰が建て、はたしてその目的とは!?…とか、「忠臣蔵」と「携帯電話」という、超もってこいのコラボにいろいろ想像力をかきたてられワクワクするのだ。 すなわち、浪士たちと携帯電話との出逢い、そして使いこなし始めてからの作戦…。いやいや逆に、携帯は吉良側に与えられて、討ち入りの結末に影響があるのかも!?…アンテナは誰が建て、はたしてその目的とは!?…とか、「忠臣蔵」と「携帯電話」という、'''超もってこいのコラボ'''にいろいろ想像力をかきたてられワクワクするのだ。
 それはたとえば自衛隊が戦国時代にタイムスリップする「戦国自衛隊」や、自衛隊のイージス艦がミッドウェー海戦前にタイムスリップする「ジパング」にも匹敵する、大逆転も予想される「if忠臣蔵」にワクワクなのである! それはたとえば、自衛隊が戦国時代にタイムスリップする「戦国自衛隊」や、自衛隊のイージス艦がミッドウェー海戦前にタイムスリップする「ジパング」にも匹敵する、大逆転も予想される「if忠臣蔵」にワクワクなのである!
 …が、実際に見てみると、そうしたアクシデントは一切なく、ただただチョンマゲの中井貴一が、未来の八嶋智人と、 そんな大掛かりなことではなくても、吉良と浅野の確執の原因として連絡の行き違いがあったと予想する向きもあるし(要出典)、討ち入り決行までの1年10ヶ月も、実際に手紙でかわされた江戸急進派と関西との連絡に、携帯電話の存在によって大いなる影響が出るはず。  …それが、実際に見てみると、そうしたアクシデントは一切なく、ただただチョンマゲの中井貴一が、未来の八嶋智人と、'''いつも同じ要件でただ電話してるだけ'''の繰り返し。
 この「行き届かなさ」が'''ほんとう〜にもったいなくって、ガッッカリ'''するのです。タイトルから受ける期待度と中身のガッカリの高低差はAVのストリーミングを失敗したときのそれに匹敵する。(ま、そのていどなんだけど 笑)

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