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情報戦である討ち入り計画に携帯という必殺道具が浪士側に手に入るのだから、忠臣蔵ファンはタイトルだけ聞いたところでいろいろ想像力をかきたてられワクワクするが、その想像のほうがあまりにも本編より面白いので、実際見るとその「行き届かなさ」にほんとうにガッカリする。たった一台、未来とつながってるツールを内蔵助に持たして一方的に未来人がインタビューするだけなら、多機能が自慢の「携帯電話」である必要がまったくないのだ。
SFにもなってないし、コメディにもなってない。パロディとしても不成立と言わしていただこう。