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斧定九郎

34 バイト追加, 2009年11月8日 (日) 18:02
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古典落語「中村仲蔵」では、歌舞伎役者の初代中村仲蔵が、現在にも伝わるこの定九郎像をこしらえるまでの逸話が物語になっているが、おはなしに出てくる「古典落語「中村仲蔵」では、歌舞伎役者の初代中村仲蔵が、現在にも伝わるこの定九郎像をこしらえるまでの逸話が物語になっている。 さて、おはなしに出てくる「[[与市兵衛]]を先にやっておいて、あとから濡れた傘を半開きにして一文字に飛んでいき、パッと傘を開いて見得を切る。弁当幕なんでみんなが舞台に集中せず下を向いて弁当を食べてるところへ黒いものがかすめていく(とか、水がかかるとか)ので観客はハッとする」というシーンは、現在の仮名手本忠臣蔵の定九郎の登場シーンには一切出てこない。を先にやっておいて、あとから濡れた傘を半開きにして一文字に飛んでいき、パッと傘を開いて見得を切る。弁当幕なんでみんなが舞台に集中せず下を向いて弁当を食べてるところへ黒いものがかすめていく(とか、水がかかるとか)ので観客はハッとする」というシチュエーションは、現在の仮名手本忠臣蔵の五段目には一切出てこない。 いまスタンダードなのは、与市兵衛が休憩していると背後の掛け稲から白い腕がぬぅっと出てきて50両を盗むという、実に静かで不気味な演出で、これは七代目の団十郎(1791〜1859)がこの「白い手」の演出をし、あまりに素晴らしいので現在まで継承されているんだそうです。
与市兵衛が休憩していると背後の掛け稲から白い腕がぬぅっと出てきて50両を盗むという、実に静かで不気味な(そしてニヒルな)演出なのです。(七代目の団十郎1791〜1859 がこの「白い手」の演出をし、あまりに素晴らしいので現在まで継承されている)
ところが'''文楽'''のほうでは、落語に出てくるシーンにすごく似ていて、傘も開くし、セリフも「50両〜」だけではなく[[与市兵衛]]との長い掛け合いがあるんで、「ああ、こういうかんじだったのか」とイメージできる。
って喜んでたらバーンと撃たれちゃう。被弾して空をつかむ様は歌舞伎と一緒。
 
 
スピン・オフに定九郎の奥さんの復讐劇「女定九郎」てのもあるそうです。
東京演芸ファンには由利徹のコントが有名。
 
スピン・オフに定九郎の奥さんの復讐劇「女定九郎」てのもあるそうです。

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