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斧定九郎

12 バイト追加, 2013年1月18日 (金) 03:04
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== 扮装いまむかし ==
江戸時代、中村仲蔵(なかむらなかぞう)がこの役を勤めたとき、それまで山賊の扮装'''(浮世絵研究家・新藤茂先生や古典落語によると夜具縞(とか大島柄)のどてらとまるくけの帯、たっつけ袴(とか紐つけ股引)に五枚重ねのわらじに山刀をさし、頭は百日カツラ〜月代(さかやき)の長くのびたやつ〜に、イグサで組んだ山岡頭巾)'''だったこの役を白塗り顔、のびた五分月代(さかやき)のヘアスタイル。黒羽二重の単衣(ひとえ)に白献上の帯、朱鞘の大小を差し、腕をまくって尻からげに白塗りの脚の浪人姿にアレンジし、ドキッとする美しさの強烈な悪(ヒール)にしあげて大好評を博し、以降それがスタンダードとなる。(オリジナルの文楽が逆輸入したほど)だったこの役を白塗り顔、のびた五分月代(さかやき)のヘアスタイル。黒羽二重の単衣(ひとえ)に白献上の帯、朱鞘の大小を落とし差し、腕をまくって尻からげに白塗りの脚の浪人姿にアレンジし、ドキッとする美しさの強烈な色悪(ヒール)にしあげて大好評を博し、以降それがスタンダードとなる。(オリジナルの文楽が逆輸入したほど)
漫画家のみなもと太郎先生に言わせるとこのキャラが出来上がって以降、「天保水滸伝」の平手造酒(ひらてみき)も、高田馬場の[[堀部安兵衛|安兵衛]]も、「浪人」と言えば定九郎像がスタンダードとなったとのこと。なるほど。(ただし黒沢明の「用心棒」で桑畑三十郎が現れるまで?)

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