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しかしながら、星二つか三つかは悩んだ。あまりにも、「安兵衛が主役」と聞かされて高まった安兵衛映画ファンをないがしろにしすぎ。上記の、役者の貢献がなければ迷わず星は二つ。しかしながら、星二つか三つかは悩んだ。あまりにも、「安兵衛が主役」と聞かされて高まった安兵衛映画ファンをないがしろにしすぎ。上記の、役者の貢献がなければ迷わず星は二つ。とはいえ、以下はあくまで個人的趣味なので、ソコを差し引いたから星三つです。
また、全体のムードから言えば、あまり中山姓時代の安兵衛を豊かに描きすぎると、後半の仕官〜断絶〜討ち入りとのコントラストがむずかしくなるので、過去の安兵衛作品も結局そこんところがアンバランスなものもあった。 でも、過去の（過去にも、のんべえ、赤ざやをカットした作品は多い）作品と一緒に'''逃げなくても・・・'''今回の感じならイケたと思うんだけどなあ。。 じゃっかん、弁護すると、そうした要素を「知らなかった」というわけでは無さそうなんですな。それらの要素を彷彿とさせるものが別のカタチで出てきたりはします。あくまで、具が違う。また、全体のムードから言えば、あまり中山姓時代の安兵衛を豊かに描きすぎると、後半の仕官〜断絶〜討ち入りとのコントラストがむずかしくなるので割愛したのかも。過去の安兵衛作品も結局そこんところがアンバランスなものもあった。
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ビジュアル的にも、バックグラウンド的にも、彼を形作るときにほしい素材の全部が捨てられた。コレは痛かった。
本作のプロデューサーはあたしの好きな時代劇「逃亡者（のがれもの）おりん」もやってる人らしいが、時代劇離れした人でも食いつける漫画的な作品を手がけられる人が、＆サービス精神に富んだ人が、どうしてビジュアルにこだわらなかったのか？？不可解千万！（＜吉良の台詞）。
じゃっかん、弁護すると、そうした要素を「知らなかった」というわけでは無さそうなんですな。それらの要素を彷彿とさせるものが別のカタチで出てきたりはします。
とはいえ、黒羽二重は最近放送されたドラマ「JIN〜仁〜」で内野聖陽が演じた龍馬像とかぶるかもしれない。
結果、最終的に、わたしには討ち入りがじゃっかん殺伐としたものに見えました。
あ、蛇足を少々。
「よんどころな仕儀」とか「家の女子」（＜セリフでは"武家のおなご"）とか、放送中の字幕に誤字アリ。あと、ただヘンな奴を指すときの「かぶきもの」って「歌舞伎」っていう漢字を当てていいの？？
凶報の第２の使者の原惣右衛門が評定の場で内蔵助が「殿は切腹した」とみんなに知らせると、ビックリしてたのが笑った。おめえが知らせたんじゃねえのかよ！（笑）
