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しかし、この忠臣蔵ラッシュのあとはパタッと大作は続かない。おそらく「なんかさあ、もはや独参湯(どくじんとう:よく効く薬=興行すれば必ず大当たりのキラーコンテンツ。まれに人参風呂とも)じゃなくね??バブル崩壊しちゃったしさあ、カネがかかるわりに客入らないからやめとこう」みたいなムードがメディア界に広まっちゃったんじゃないだろうか?「四十七人の刺客」は同年公開の「ゴジラVSスペースゴジラ」より振るわず、翌年から東宝はガメラ作って怪獣快進撃を始める。
能村庸一氏の「実録 テレビ時代劇史」によれば視聴率が散々だったらしく「惨敗」「不振に終わった」とある。’94年は忠臣蔵がコテンパンだったようだ。