差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

東海道四谷怪談

753 バイト追加, 2022年8月16日 (火) 19:49
編集の要約なし
それにしてもどうしてこうクリエーターは本作を映像化したがるのか。人間の業のものすごさが魅力なのでしょうか。
 
しかし、よほど腕っこきの監督が処理しないと、お芝居のような"おかし味"でバランスを取ってないので、ただただ、不愉快の度が過ぎる作品になりがち。
 
※項目を作ったものの忠臣蔵要素が盛り込まれてる作品は無いに等しい。
母親がいなかったらただのノーアイデアで強がりの伊右衛門だが、だったらだったで徹底的にマザコンみたいなダメ男で描いてもおもしろかったかも。オリジナルの性格を多少引きずってるぶんキャラがブレる。
映画が古いということもあるだろうが若山富三郎がなにを喋ってるのかわからない時があり、ああそういえば「ブラックレイン」では、まるきりアフレコされてるシーンがあったっけ…などと思い出しました。映画が古いということもあるだろうが若山富三郎がなにを喋ってるのかわからない時があり、ああそういえば映画「ブラックレイン」では、まるきり別の役者さんに長台詞をアフレコされてしまってるシーンがあったっけ…などと思い出しました。
与茂七がいないことでお察しと思いますが忠臣蔵には一切関係ないハナシ。白黒映画
'''東海道 四谷怪談'''…新東宝・1959年{{Star|23}}
伊右衛門に天知茂。お岩は若杉嘉津子。初のカラー四谷怪談映画だそうで、丁寧に登場人物の心持ちを伝えようというよりも色を使って不気味な表現を心がけようとしてる感じの作品。そのくせ、画面全体が暗い。(VHSで見たからか?=粗かった?)伊右衛門に天知茂。お岩は若杉嘉津子(すごい)。初のカラー四谷怪談映画だそうで、丁寧に登場人物の心持ちを伝えようというよりも色を使って不気味な表現を心がけようとしてる感じの作品。そのくせ、画面全体が暗い。(VHSで見たからか?=粗かった?)
淡々と話が進み、そのためか説明不足とも思える部分が多く、この物語に慣れてない人が見たら「ねえこれ、だれ?」とか「これいま、なにしてるところ?」とかすごく聞かれそう。サクサクと話が進み、そのためか説明不足とも思える部分が多く、この物語に慣れてない人が見たら「ねえこれ、だれ?」とか「これいま、なにしてるところ?」とかすごく聞かれそう。
あたしが見た映画版四谷怪談の中ではもっともカルト性が強い。中川信夫監督作品。
<附言>…予算の無い中で、撮り方の工夫で「芸術性が高い」とまで言われる、ここまでの完成度に持っていった中川監督の功績は、「キネマ旬報 <附言>…数年後、あらためてネトフリで見てみたら、オープニングから、至極ちゃんと見ごたえのある映画でございました。黒が潰れたビデオに比べて、ディティールが見えるようになった(ちょっっぴり字幕が間違ってるけど)からなのか、ほんとうに同じ映画か?…と思うほど。(星の数を変えました) 聴けば予算の無い中で、撮り方の工夫で「芸術性が高い」とまで言われ、ここまでの完成度に持っていった中川監督の功績は、「キネマ旬報 NO.1145臨時増刊」「大特撮」(コロッサス社)ほか、ほうぼうで讃えられております。
ダイナミックで大胆な画作りの正調四谷怪談映画。
若山富三郎がまた伊右衛門をやってるが、上記のはんちくな新東宝ので伊右衛門キャリアを終わらせずこっちで「やり直して」おいてよかったと思う。今度は性根が強悪なジャイアンな伊右衛門が仕上がっている。(直助の近衛十四郎はちょっと愉快な感じのザコキャラに。)若山富三郎がまた伊右衛門をやってるが、上記のはんちくな新東宝ので伊右衛門キャリアを終わらせずこっちで「やり直して」おいてよかったと思う。今度は性根が強悪なジャイアンな伊右衛門が仕上がっている。(けど、ちょっとやさぐれ過ぎかなぁ。直助の近衛十四郎はちょっと愉快な感じのザコキャラに。) 目張りで白塗りの時代劇から一新した、リアルなキャラ作りは黒澤映画の助監の経験のある加藤泰(「緋牡丹博徒シリーズ」など)ならではか。汗臭い見応えある作品にしている。
目張りで白塗りの時代劇から一新したリアルなキャラ作りは黒澤映画の助監の経験のある加藤泰(「緋牡丹博徒シリーズ」など)ならではか。汗臭い見応えある作品にしている。
大毒薬で災難な岩を藤代佳子が怖く不気味に演じ、「こうでなくっちゃ!」という怪談の面目を保っている。楽しく見られた。大毒薬で災難な岩を藤代佳子が、怖く不気味に演じ、「こうでなくっちゃ!」という怪談の面目を保っている。楽しく見られた。
こちらも忠臣蔵、一切関係なし。白黒映画。

案内メニュー