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槍一筋日本晴れ
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=東宝|公開=1959|内蔵助=---|星=2|頃=}}
見終わったざっくりした感想は「加東大介は俵星玄蕃をやって申し分無いが、主役じゃなくてよい」…役者の「適材適所」をすごく感じる。
酒好きの玄蕃が懇意にしてる居酒屋・ます屋(金語楼&清川虹子)の長女で、芸者のお滝(藤間紫)がいろいろ就職先を世話してくれるが、スカウトに積極的な上杉家にはどうしても気がのらない。(MOVIE WALKERのサイトに「三百石で迎える」とあるが二百石のまちがい。2017.6月現在)
それでも玄蕃先生が上杉家になびくのは、唯一の門弟・野辺地万作(のべじまんさく:…聞いたことがない上に、聞き取りにくい名前)が胸を患って血を吐いちゃったので、お金が入り用になったから。
近年の忠臣蔵を辛く言うときもりいは「どうして定番をぶち壊すのか」とこぼすが、本作のように、昔の場合で定番をぶち壊す理由のひとつには、すっかり「おなじみ」を手がけるにあたって、マンネリを感じてる観客を相手に、真っ向勝負ではそうとうハードルを上げる作業になってしまうので、逃げ道としてアレンジという手を使ったのかとも思われる…。