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武林唯七

946 バイト追加, 2011年5月8日 (日) 22:52
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[[浅野内匠頭]]とは「乳兄弟」であるとする講談もある。
 
<おもしろエピソード1>
殿様の御用も聴かずに浅野ご本家までお使いに飛び出して、間違えて隣のお屋敷に入ったことを玄関先で気づいたが居直って奥まで入っていって「あのぉ、え〜っとですね、お昼を食べさせてくれませんか?」とヘンなごまかしをしたりする天然ぶり。
屋敷を間違えて、お邪魔した先でイヤと言うほどメシを食わされるくだりは「[[韋駄天数右衛門]]」という映画で[[不破数右衛門]]のエピソードとしてビジュアル化されており、泣きべそをかきながら何杯もメシを食ったあげく、屋敷の外で嘔吐するようすがコミカルに描かれている。
 
<おもしろエピソード2>
また、白いハトを50羽、加州侯に寒中見舞いに持っていくお使いでも失敗をし、先方で「寒中見舞い」の言葉が思い出せず、つい「あててごらんなさい」と用向きをクイズにしてしまった。
この時は一発で正解されてくやしくなったので「ブッブー。当家による能狂言のイベントのご招待でした」とでまかせを言って誤魔化したもんだから、浅野家ではホントにイベントをしないと体裁が悪いので飛んだ散財になったというレアな逸話もある。<アホさくれつ(笑)!
 
<おもしろエピソード3>
 
東下りの時、鳴海の宿で人足・ジャンガラ弥十ともめて、一撃で殴り倒してしまう。
 
人足ひとりでも殺せばマズイので、内蔵助はその場の問屋場役人にカネで内聞にしてもらおうともちかけると、役人は大喜びで香典百両をふっかけてくる。実は気絶してただけの弥十は息を吹き返すが、その場の事情を飲み込み、死んだふりを続けてるので、芝居に気づいた内蔵助が「ひとこぶしでこの世を去るとはのう〜」と大刀の鐺(こじり=鞘の先端)で脇の下をグリグリ。しまいにゃ「唯七。クビを打ち落とせ」。これに弥十は「辛抱できるかい!」と逃げ出した。
 
 
<おもしろエピソード4>
討ち入りの際、大高源五とともに塀を乗り越えてまず乗り込む。この際、声を上げた門番の頭を掛矢(かけや)で打ち込む。頭がめり込んだ門番に対して唯七「どんな心持ちだ」門番「すめば都で胴の中も気が変わっていいですな」と言って絶命。<アホさくれつ(笑)!
 
以上。いろんな講談本より

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