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水沼久太夫

3,943 バイト追加, 2019年12月22日 (日) 13:26
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[[画像:konosiro.jpg|thumb|このしろ]]
 
水沼久太夫【みずぬま きゅうだゆう】…講談キャラ。元・久留米の有馬藩。神田紺屋町に住まう。
大「やあ、あたしらはその…二人とも就職決まったんでハイ。ホッとしてますわ」
久「ああそうハイハイ(笑)。ああこのサカナね、コノシロ。味はいまいちだけど、ま、俗に言う"腹切り魚"。おのおのがたの大望成就を願って、お祝いを申した心得じゃ。ご賞味くださるまいか」<small>※註01</small>
大「(冷汗)や、ですから、再就職しましたんで。なんスか?大望成就って」
久「…ああそうかい!もういいっ。じゃーあ食べないでいい!」久「マジでか!?…ああそうかい!もういいっ。じゃーあ食べないでいい!」(庭へお膳をガシャーン)「見下げ果てた連中だなおまいら!再就職だ!?犬や猫だって飼われた恩を忘れないというのに!兄弟の縁は切るからな!」ブチ切れて退室。
ふたりはスゴスゴ出て行く。
水沼家では詫び状をいつまでも大切にしました。
 
 
 
東京漫画出版社の忠臣蔵文庫では(8)「中村勘助」にこのエピソードが入っている。
 
 
 
※註01…コノシロ(図)は、コハダの成長したやつで、「脂が乗って美味しいからな。お刺身したり骨切りして焼いたりして」と、赤穂のお魚屋さんにきたお客さんが言ってました。(NHK「新日本風土記」2019.12)
 東家一太郎師匠の浪曲版を聴くと「おいしい」サカナと紹介されており、講談本にある「ハラキリウオ」ではなく「フクセツギョ」と言っている。(ちなみに上述の忠臣蔵文庫でも浪曲と同じ呼称)

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