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{{Cinema|制作=松竹|公開=いろいろ|内蔵助=松本白鴎ほか|星=5|頃=}}
一方、人形浄瑠璃のDVDは'''原作たる面目を守り、全段が入っております'''。(両方共に、NHKエンタープライズからリリース)
== '''口上人形''' ==
'''兜改め'''
'''力弥使者''' (梅と桜)
'''松切り'''
'''進物の場'''
[[加古川本蔵|本蔵さん]]が桃井君に内緒で高師直に詫びを入れて仲を取り持つ。
'''腰元おかる文使いの段'''(足利館 門前の場)
'''喧嘩場'''(館騒動)
'''裏門合点'''
三段目裏 '''戸塚道行きの場''' (歌舞伎。日本舞踊)
'''花献上'''(花籠の段)
[[阿久里/瑤泉院|顔世御前]]が自分が師直にあてつけた手紙が災いしたことを悔やむようすが描かれている。「仮名手本」の刃傷事件の原因はこの人の取り合いなので顔世は重要人物なのだが、歌舞伎では「花献上」はたいがいカットなので彼女の存在感が薄く、結果「ただセクハラされるだけのチョイ役女」になってるのが惜しい。が自分が師直にあてつけた手紙が災いしたことを悔やむようすが描かれている。「仮名手本」の刃傷事件の原因はこの人の取り合いなので、顔世は重要人物なのだが、歌舞伎では「花献上」はたいがいカットなので彼女の存在感が薄く、結果「ただセクハラされるだけのチョイ役女」になってるのが惜しい。
'''塩冶判官切腹の場'''
'''評定'''
'''表門 城明け渡しの場'''
'''鳥本宿 蜂の巣の場'''
「山崎街道、鉄砲渡しの場」。通称:「二つ玉の場」
[[もりいくすお|あたし]]はそもそも落語の「中村仲蔵」において初代仲蔵はそもそも落語の「中村仲蔵」において、初代仲蔵(歌舞伎役者)の苦心の工夫の末、生まれた「[[斧定九郎|定九郎]]像」がどんなだろうと興味を持って仮名手本忠臣蔵を見たがったのが、思えばコレが忠臣蔵にハマっていくきっかけのひとつだった。実際見ると歌舞伎の演出が落語とずいぶん違う。とはいえたしかに不気味でかっこいい〜(出番は超短いが)。
「与市兵衛内勘平腹切の場」。
[[早野勘平|勘平は]]誤射した死体からお金を奪って仇討ちの連名に加わるために誤射した死体からお金を奪って、仇討ちの連名に加わるために[[神崎与五郎|友達]]に軍資金を払ってホッとして帰宅。すると[[与市兵衛|舅さん]]の遺体があとから運び込まれる。自分が撃ち殺してしまったのは舅でその死体から泥棒したのかと勘違いして大ショック。切腹する。(早野勘平 住家の場)
<附言>オンライン上演の「図夢歌舞伎」(2020.7.11)となると、さらにコンプライアンスに気を使い、流血はさらに削られ、血糊を顔につける仕草さえカットされる。
「祗園一力の場」。
(ちなみに仁左衛門(15th)の平右衛門は小ボケで通さず、お軽が実家の事情を聞き出す過程でコミカルからシリアスにオーバーラップさせていき、「察しが悪い」のを「演じ」るテイでやり、よそを向いてちょっと泣く。)
由良之助と仲居たちが遊ぶとき、その公演当時の'''時事ネタを入れる'''モノボケの一発芸「見立て」が楽しい。(<仁左衛門(15th)が由良之助の時は見たことがない(先代はやってたけど)。上方系ではあんまりやらないそうです。中村座でもやってなかったが。團十郎(12th)は昭和61年やってた。)
見立てと言えば、はしごから降りてくるお軽の大事なところが見えたとからかうにあたって由良之助は「船玉様が見える」「洞庭の秋の月を拝みたてまつるじゃ」と豊かなギャグを言い、「覗かんすないな」と怒られる。洞庭はともかく、船玉ってなんだろうと思ったが要は船霊様で、船の上面図を女陰の形に見立てたのであります。そりゃまた、えらい、えらひとじゃ。
ちなみに九代目団十郎はシモネタを嫌って「天津乙女のご降臨」と、セリフをアレンジしたとか。
== '''八段目''' ==
「道行旅路の嫁入り」。
「山科閑居の場」。
「天河屋の場」。
(天川屋見世の場)歌舞伎DVD未収録。
「討ち入りの場」。
'''焼香の場'''
「引き上げの場」「両国橋押し戻しの場」。