<ネタバレあります>
戦時中の映画というのはともかく、映画法のもとに、地味な作りになっていて、この作品も天野屋利兵衛が主人公のハナシなのだが、「男でござる!」って言わないし。それが映画法のせいなのか、森一夫監督(!)のこだわりなのかは、もはや、謎。戦時中の映画というのはともかく、映画法のもとに、地味な作りになっていて、この作品も[[天野屋利兵衛]]が主人公のハナシなのだが、「男でござる!」って言わないし。それが映画法のせいなのか、森一夫監督(!)のこだわりなのかは、もはや、謎。
代わりと言っちゃあなんだが、天野屋の奥さんが、夫が大石内蔵助と通じているのを知っていながら、大阪奉行の詮議に口を割らなかったことを、天野屋に感心されたときに、「おそのは商人(あきんど)の女房でございます!」というシーンが有る。