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大阪町人

93 バイト追加, 2022年6月24日 (金) 23:15
編集の要約なし
<ネタバレあります>
戦時中の映画というのはともかく、映画法のもとに、地味な作りになっていて、この作品も[[天野屋利兵衛]]が主人公のハナシなのだが、「男でござる!」って言わないし。それが映画法のせいなのか、森一夫監督(!)のこだわりなのかは、もはや、謎。が主人公のハナシなのだが、「男でござる!」って言わないし。それが映画法のせいなのか、森一生監督(!)のこだわりなのかは、もはや、謎。
代わりと言っちゃあなんだが、天野屋の奥さんが、夫が大石内蔵助と通じているのを知っていながら、大阪奉行の詮議に口を割らなかったことを、天野屋に感心されたときに、「おそのは商人(あきんど)の女房でございます!」というシーンが有る。
とにかく全編が物静かで抑揚のない、この戦時中映画に退屈した隣の席のお兄さんは、もりいがにらみつけるまで貧乏ゆすりをやめなかった。そもそも物静かな森一生作品に映画法が追い打ちをかけて、全編が抑揚のないトーンになっており、隣の席のお兄さんはすっかり飽きてしまったようすで、もりいがにらみつけるまで貧乏ゆすりをやめなかった。
そんな映画。
あれだけ両腕が使えないようすを劇中でながなが演出しておいて、最後、何事もなかったように健康体になってるのも、どうかと思ったが、時代的にいろいろなにか事情があるのかも。

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