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矢頭長助
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[[画像:okamura.jpg|thumb|役者絵:岡村隆史]]
矢頭長助【やとう ちょうすけ】…[[矢頭右衛門七]]のお父さん。 病人。
気に入ってる忠義金鉄の家来がそんなアダナをされるのはイヤだと言うことで殿様は「家紋が矢羽根だから、そのゆかりを取り、矢の頭を取りヤガシラとしろ。」と改名してくれた。
さあ[[浅野内匠頭|長矩候]]時代になって大騒動。
しかしそののち、回復の見込みがないと察すると息子・右衛門七に「私が死んだら、お前も部屋住みだし、盟約に加わることもない。他家に主取りして仕官して矢頭の苗字を相続してくれ」と言う。こんどは右衛門七の方が満面真朱のようになって「父の志を継ぐにきまってんじゃん!」と反論。
遂に全員城を枕に討ち死にと決まった日、部屋住みの右衛門七が参加しようとするので内蔵助が「帰ってお父さんの看病をなさい」と言うが、長助は「病気のために大事の役にも立たず、臣道も共に出来ない」と言うことを悔いて、みんなより先に切腹して果てている、と言うのがオーソドックスである。
若き右衛門七のお父さんというわりは、いつもおじいさんみたいな役者が当てられる。忠臣蔵友達とオハナシをしてると「[[峠の群像]]」の奥村公延を思い出すファンが多いようであります。
「[[決算!忠臣蔵]]」ではナインティナインの岡村隆史が演じ、[[大石内蔵助]]の幼なじみという設定で、生活ステージの違いからくるふたりの、金銭感覚のズレをコミカルにアプローチしている。(息子たちの[[矢頭右衛門七|右衛門七]]と[[大石主税|主税]]ともオーバーラップしてておもしろい)