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笑う犬の生活 ひとり忠臣蔵

63 バイト追加, 2016年9月5日 (月) 22:27
コント番組「笑う犬の生活」の、のぼり調子の頃の特番「夏の大謝恩会」内でくりひろげられた、ウッチャン演じる大物役者・大嵐浩太郎のひとりコント。
大嵐浩太郎というキャラクターは現場では大物扱いされるものの、完全に時代遅れの役者で、いまどきのバラエティ番組への出演にあたって本人やスタジオに温度差が生じ混乱するレギュラー・コントであった。「大嵐浩太郎」は、現場では大物扱いされるものの完全に時代遅れの役者が、いまどきのバラエティ番組への出演にあたって本人とスタジオに温度差が生じ混乱するというレギュラー・コントであった。
この特番では大嵐浩太郎がバラエティのMCではなく、ちゃんと時代劇をまっとうした想定で登場し、そこそこしっかりしたセットもくんで「松乃廊下」「田村邸」「赤穂・大石邸」の三部構成で忠臣蔵の最初のシークエンスを見せてくれている。各話2分ほどのショートコント。この特番では大嵐浩太郎がバラエティのMCではなく、ちゃんと時代劇をまっとうした想定で登場し、そこそこしっかりしたセットもくんで「松乃廊下」「田村邸」「赤穂・大石邸」の三部構成で忠臣蔵の前半のシークエンスを見せてくれている。各話2分ほどのショートコント。
[[浅野内匠頭]]、[[吉良上野介]]、[[梶川与惣兵衛]]、[[田村右京大夫]]、[[大高源五]]、[[磯田武太夫]]、カゴかき(ふたり)、[[大石主税]]、[[大石りく]]のすべてをカット割りと合成で'''ひとり'''で演じている(笑)。で演じているワンマン・ショー(笑)。
各キャラクターの演じ分けだとかがまったくなく、全員「大嵐浩太郎」の無骨な演技で処理されるのが単純におもしろい。各キャラクターの演じ分けだとかがまったく無く、全員「大嵐浩太郎」の無骨な演技で処理されるのが単純におもしろい。
ズッコケるとか上から洗面器が落ちてくるというたぐいの仕込みはなく、ただひたすら「ひとりで」ちゃんとした台詞を、独特のオーバーアクションで淡々と(ときどきカメラ目線で)やってるだけなのに、ウッチャンのオフザケぶりがイイ感じに発揮されている。ズッコケるとか上からタライが落ちてくるというたぐいの仕込みはなく、ただひたすら「ひとりで」ちゃんとした台詞を、独特のオーバーアクションで淡々と(ときどきカメラ目線で)やってるだけなのに、いつ、誰が写っても大嵐浩太郎というのがばかばかしく、ウッチャンの本領がイイ感じに発揮されている。
3話目の最後で大石りく=ウッチャンはカメラに向かって「もういっぱいいっぱいです。勘弁してください」と、弱音を吐いているが「おもしろい」ということだったのであろう、以降「ひとり葵徳川三代」(00)、「ひとり水戸黄門」(03)、「ひとり踊る大捜査線」(03)などが制作されている。
じゃっかん邪推だが、構成さんは推測だが、構成さんは[[忠臣蔵 風の巻・雲の巻|仲代版]]などを参考にシナリオを作っているようだが、田村邸でのシークエンスで内匠頭を見舞うキャラが[[片岡源五右衛門]]ではなく大高源五になっている。おそらく「ゲンゴ」という通称からたぐって大高をはじき出して'''間違えた'''のではあるまいかと思う。
オープニングの火事兜の家紋が大石のモノとは逆の「左二つ巴」になっている。なんかを反転してるのかな?単純に美術さんが間違えたのかな?

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