差分

提供: Kusupedia
移動先: 案内検索

蕎麦屋

1,365 バイト追加, 2019年10月21日 (月) 22:26
編集の要約なし
このそばやシークエンスは「泉岳寺書上(かきあげ)」なる、討ち入りからだいぶあとに登場したあやしげな文書に「両国橋の楠屋十兵衛で手打ちそばを食べた」と書かれていたのがきっかけで膨らんでいったそうで、実際は「手打ちそば」はこの時代に無かったというし、当時はお店も浪曲「[[俵星玄蕃]]」に出てくる[[杉野十平次]]のような「振り売り」スタイルが主流だったそうである。
もっと言うと、この当時「そば」と言えばそば粉を練ったかたまりの「そばきり」の時代。<small>(註01)</small>
というわけで、四十七士全員を温かいかけそばでもてなす、くすやの存在は果てしなくフィクション。
サイト管理人、もりい くすおの名前と、忠臣蔵登場人物くすやさんに絡めて本サイト名をくすやとさせていただいた次第です。
 
 
註釈01…でも、現存する赤穂時代の[[大石りく|りくさん]]の手紙に「[[大石内蔵助|宅の]]がほんとにそばが好きなんで、送ってくださらない?最近は細く柔らかく打って食べるのがマイブームみたい」(アレンジ>もりい)という内容があるそうです。(「忠臣蔵を生きた女」瀬戸谷 晧)
 
 
 
 
== 余談 ==
 
'70年代にリリースされたタモリのギャグが詰まったファースト・コンピレーション・アルバムに「"武蔵と小次郎"part1~討入り前の蕎麦屋の二階」というネタがあって、タモリがさまざまな有名人(長谷川一夫、美濃部都知事、田中角栄総理など)のスタンス(モノマネ)で討ち入り前の意気込みを5人分語っている(3min34s)。
 
 
ちなみに2018年1月現在Wikipediaにはこのアルバムについて「毛沢東風中国人・マッカーサー風アメリカ人・ヒトラー風ドイツ人・寺山修司風日本人のモノマネによる「四カ国親善麻雀」」が収録されているとしてあるが、実際は「中国人韓国人アメリカ人と寺山修司風日本人による麻雀」が正しく、この芸には歴史上の人物を思わせるエッセンスは一切無い。

案内メニュー