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血槍無双

139 バイト追加, 2021年2月1日 (月) 22:19
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【ちやり むそう】
講談や浪曲でおなじみの[[俵星玄蕃]]と[[杉野十平次]](片岡千恵蔵と大川橋蔵)の友情物語を、東映映画でおなじみの(ベテラン片岡千恵蔵と、若手・大川橋蔵。初の本格的競演<small>(註01)</small>)の友情物語を、東映映画でおなじみの(&黒澤映画で「生きる」「七人の侍」<small>ほか</small>で共同脚本)脚本家、小国英雄が映画的にどう膨らますかが見ものの作品。もとのおはなしは「キャラ図鑑」の[[俵星玄蕃]]の項目をみていただくとわかります。
さて、小国先生、まず俵星玄蕃に妹をこしらえた。それから内弟子は排除した。そして一番大きい特徴は、夜鳴きそば屋に身をやつしている杉野十平次を'''腕っ節の悪い、足手まといの浪士'''に仕立て上げた。これが俵星玄蕃と十平次の友情を描くのに重要な要素になってる。考えてみると、あれだけいろんなキャラがいるのに、四十七士ってやつはわざとらしく手だればっかりなんですよね。たしかに足手まといっていうキャラがいてもいいと思います。に仕立て上げたこと。これが俵星玄蕃と十平次の友情を描くのに重要な要素になってる。考えてみると、あれだけいろんなキャラがいるのに、四十七士ってやつはわざとらしく手だればっかりなんですよね。たしかに足手まといっていうキャラがいてもいいと思います。
そして映画の尺にするためにもう一味。それが[[お蘭]]であります。講談では[[倉橋伝助]]の話で描かれる、吉良邸出入りのエロねえさんお蘭のエピソードが加えられ、玄蕃の妹とせっかく仲良くしてる十平次に横恋慕。ちょっとしたアクセントになってます。
※同じ原作で平成元年、堤大二郎を主役に向かえて「[[女と男の忠臣蔵]] 討ち入りそば屋の一番手柄、無辺流畳返し!!」というテレ朝のドラマが踏襲している。
 
 
註01…当時の東映京都の速報チラシより。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1959]]

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