「赤穂義士外伝の内​ 荒川十太夫」の版間の差分

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他人の感想文で手を抜くなや!という感じだが、なんていうか、松緑丈の愛が深すぎて、ともかく原作たる講談のカラーを壊すまいと(なのか)、直球素直に講談の内容を芝居に変えてるので、そこには新解釈や過度の演出などが無く、歌舞音曲も無いのでどちらかと言うと新歌舞伎の「元禄忠臣蔵」に似た地味な風合い。
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他人の感想文で手を抜くなや!という感じだが、なんていうか、松緑丈の愛が深すぎて、ともかく原作たる講談のカラーを壊すまいと(なのか)、直球素直に講談の内容を芝居に変えてるので、そこには新解釈や過度の演出などが無く、歌舞音曲も無いのでどちらかと言うと新歌舞伎の「元禄忠臣蔵」に似た地味な風合いを前に、舞台の実現をただただ称えるばかりでして。
  
 
なので取り立てて大げさにご報告することも無く…
 
なので取り立てて大げさにご報告することも無く…

2022年10月13日 (木) 17:11時点における版

作品概要
制作会社 松竹
公開年度 2022年
内蔵助役 ーーー
評価 3ツ星


2022.10月歌舞伎座

講談の義士外伝「荒川十太夫」に惚れ込んだ尾上松緑が「歌舞伎にしたい!」という情熱で形になったコンパクトなお芝居。あらためて、筋やディティールがたしかに歌舞伎っぽい、良い話だったなぁと思う。

「誉の二百石」とかタイトルにつけても良かったんじゃないのかな。

おおむねの内容や感想はこちらと同様。>(塚田史香さんの記事)


他人の感想文で手を抜くなや!という感じだが、なんていうか、松緑丈の愛が深すぎて、ともかく原作たる講談のカラーを壊すまいと(なのか)、直球素直に講談の内容を芝居に変えてるので、そこには新解釈や過度の演出などが無く、歌舞音曲も無いのでどちらかと言うと新歌舞伎の「元禄忠臣蔵」に似た地味な風合いを前に、舞台の実現をただただ称えるばかりでして。

なので取り立てて大げさにご報告することも無く…

神田伯山先生もラジオで言っていたが、講談で欠けている細かい部分をビジュアルで補足出来ているのも新鮮。(ちなみに泉岳寺の四十七士のお墓のフォーメーションは舞台上で再現できないので独特に変えている。)

また、ストーリーラインを初めて知る人には、感動ミステリーなのかも?と思いました。

ラストはウルウルします。


とにかく、新作が見られるというのは寿命が伸びまする。(初日じゃなきゃ、ダメ?)