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通し狂言 仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2009年8月8日 (土) 12:51
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'''五段目''' 山崎街道、鉄砲渡しの場。お家の大事にデートで駆けつけられなかった塩冶判官の家来、[[早野勘平]]が[[お軽|カノジョ]]の実家で狩人生活。イノシシと間違えて[[斧定九郎|人]]を誤射する。うたれて死ぬのは強盗の定九郎。
あたしはそもそも落語の「中村仲蔵」において初代仲蔵[[もりいくすお|あたし]]はそもそも落語の「中村仲蔵」において初代仲蔵(歌舞伎役者)の苦心の工夫の末、生まれた「[[斧定九郎|定九郎]]像」がどんなだろうと興味を持って仮名手本忠臣蔵を見たがったのが、思えばコレが忠臣蔵にハマっていくきっかけのひとつだった。実際見ると歌舞伎の演出が落語とずいぶん違う。とはいえたしかに不気味でかっこいい〜(出番は超短いが)。
平成18年の'''海老蔵11の定九郎はゾッとする色気'''で、「ワル」という生き物のよう。先代(つか、親父さん)と細かい振りが同じだったので、勘三郎襲名記念DVDで見た中村錦之助(信二郎時代)の定九郎はちょっとワイルドだったから、チームによって演出が違うんだなあと、私はたいそうおもしろがりました。昭和61年の尾上辰之助は上手に仕込んで、落語に出てくる定九郎のように胸にもべったり血がついていた。