差分

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2008年10月19日 (日) 03:57
編集の要約なし
'''九段目''' 嫁入りに来たのに、大星家では[[大石りく|おかあさん]]から自分の殿様のケンカを止めちゃった加古川さんの娘と、うちの息子と結婚なんてさせられませんと、けんもほろろに断られる。加古川さん本人が出てきて死を以て詫びを入れる。後半がちょっと長い印象。
'''十段目''' 討ち入りのための武器調達をした豪商、天川屋義平のはなし。これだけ、DVDでもライブでも見たことがない。 討ち入りのための武器調達をした豪商、天川屋義平のはなし。Wikipediaには戦後では1986年に一回上演されただけとありますが、あたしが見たのはCSで放送された昭和34年2月歌舞伎座の中村吉右衛門劇団、市川猿之助一座、中村時蔵参加による「忠臣蔵」通し上演の録画。Wikiもなかなかアテになりません。 たしかに前後があってこそ引き立つ段なんで、これだけ上演してもお客さんが入らないかもですが、役人(に化けた浪士)の詮議に口を割らない天川屋はかっこいいし、ハッピーエンドだし大好き。武器調達のキャラを入れようというセンスが素晴らしい。DVD未収録。
'''十一段目''' 討ち入りの場。この場だけいちいちアレンジが違うそうで滅多に上演もされないそうですな。昭和52年版(DVD)ですごく意外だったのは、史実において吉良邸討ち入りのときにわりと応戦してきて手こずったと言われる[[鈴木松竹|小坊主]]が本作品においてビジュアル化されていることであります。H20平成中村座ではカットされてました。