差分

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

サイズ変更なし, 2008年10月21日 (火) 12:36
編集の要約なし
この段では由良之助と芸者衆が遊ぶとき、その公演当時の時事ネタを入れるのが楽しいのだが、平成20年中村座では「基本に忠実」がモットーだったためか「見立て」がカットになっていた。
'''八段目''' 道行旅路の嫁入り。二段目に出てきた小浪と[[戸無瀬|お母さん]]が押しかけ女房しに猥談をしながら大星家へ行く道のり。平成20年の中村座には女馬士おやまや奴角助が出てこなかった。せっかくキャラ図鑑を加筆しようと思ってたのに。DVD未収録。が押しかけ女房しに猥談をしながら大星家へ行く道のり。平成20年の中村座で初めて見たが、「原作に忠実」が建前なので女馬士おやまや奴角助が出てこなかった。せっかくキャラ図鑑を加筆しようと思ってたのに。(ま、貴重なバージョンを見せていただいたわけだが)DVD未収録。
'''九段目''' 嫁入りに来たのに、大星家では[[大石りく|おかあさん]]から自分の殿様のケンカを止めちゃった加古川さんの娘と、うちの息子と結婚なんてさせられませんと、けんもほろろに断られる。加古川さん本人が出てきて死を以て詫びを入れる。後半がちょっと長い印象。
'''十段目''' 討ち入りのための武器調達をした豪商、天川屋義平のはなし。Wikipediaには戦後では1986年に一回上演されただけとありますが、あたしが見たのはCSで放送された1959年2月歌舞伎座の中村吉右衛門劇団、市川猿之助一座、中村時蔵参加による「忠臣蔵」通し上演の録画。Wikiもなかなかアテになりません。 討ち入りのための武器調達をした豪商、天川屋義平のはなし。08.10月現在Wikipediaには戦後では1986年に一回上演されただけとありますが、あたしが見たのはCSで放送された1959年2月歌舞伎座の中村吉右衛門劇団、市川猿之助一座、中村時蔵参加による「忠臣蔵」通し上演の録画。Wikiもなかなかアテになりません。
たしかに前後があってこそ引き立つ段なんで、これだけ上演してもお客さんが入らないかもですが、役人(に化けた浪士)の詮議に口を割らない天川屋はかっこいいし、ハッピーエンドだし大好き。武器調達のキャラを入れようというセンスが素晴らしい。DVD未収録。