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酔いどれ二刀流
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{{Cinema|制作=大映|公開=19591954|内蔵助=−−−|星=3|頃=}}
元禄時代なのに益田喜頓が「かんかんのう」を歌ってるのは時代的にへんてこだが、基本的に「元禄」という時代を描くことにはあんまり一生懸命になっていないのでシャレとしてアリ。
しっかし、入江たか子がすげえ美人で、若尾文子がビックリするほどかわいい(26歳だがあどけない)上に色っぽいが、そこに[[ホリ|お幸]]の三田登喜子のおしとやかな美しさが安さん争奪にがっぷり四つに組んで見応えたっぷり。昔の女優さんのポテンシャルってあなどれない。
註01… 似たシーンが「[[堀部安兵衛(日活)]]」にもある。そこでは内匠頭の槍をかわす妙技を、「[[薄桜記]]」の雷蔵のような寝そべった状態で酔拳なみに黒川弥太郎が披露している。で、ややこしいんですが、「薄桜記」はこの「酔いどれ二刀流」と同じ森一生監督なんですな。
ちなみに森監督は非常に「かわいいもの」の入れ方が見事。本作も女子の良いところを引き出して、子どもや動物もうまく入れてるし、「薄桜記」でもヒロインがお雛様遊びをしていたりと他の作品では見られない「かわいい」魅力を演出に加えている。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1954]]