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間十次郎

5,503 バイト追加, 2009年11月5日 (木) 06:24
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別の話では、倒産後、奥さんは江戸で夫・十次郎を待ってる間、食い詰めて昔の奉公人又助(奥さんがヨタカをやって生活してる)の長屋に身を寄せて、ヨタカは出来ないから袖乞いをしようと通りがかりの侍に声をかけたら夫・十次郎だった!というのもある。十次郎はその場で離縁を申し込む(つれないが、討ち入りの口実)。その場でけっこうな手切れ金が手に入るが坊やは疱瘡であえなく死んでしまう。そんなおり実家のDVな父親が押し入り強盗に襲われ殺されてしまうので、家も手に入るが、全部又助夫婦にあげちゃって、おもよは討ち入りのニュースを聞いたあと尼さんになった。ていうのもある。
 
 
はたまた、別の逸話では、お家凶変後、十次郎は妻さよを実家の吉田玄石に預け、病気の父・[[間喜兵衛|喜兵衛]]と業平寺の門前で貧乏暮らしをしながら仇討ちの機会を待ってるが、舅の玄石は娘を預かったまま音沙汰もないのでワケがわからず、しまいにはキレてしまい「あんたもずいぶん浮薄不人情だな。娘を離縁するのかひきとるのかどっちかにしろ」と間親子につめより、12月いっぱい待ってくれと言われるのも聞かず、赤ちゃんの十吉を置いて娘を離縁させてしまう。
 
十次郎には近所にもらい乳をしてしのぐが、そんな夫を陰で見ていた妻・さよは酒屋・萬屋の小僧さんを借りて十吉を連れてこさせ、こっそり乳をあげる日課を始める。そしてやってくる討ち入りのエックス・デー。十次郎は「おまえを生け置くと、一刀の切っ先がなまっちゃうから、不憫だけど先に忠義のさきがけをさせてやる」と赤ちゃんの十吉を小刀で殺そうとする。が十吉は小刀をオモチャだと思い紅葉のような手を伸ばすので「無心なものだ…」思いとどまり、いつもめんどうみてもらってる酒屋・萬屋に十両金と一緒に赤ちゃんを預け、討ち入りに出かける。舅・玄石は「そういうことだったのか。あたら孫ひとり殺したか」と悔やむが無事萬屋さんが預かってくれてたんでめでたし。
 
 
以上のように講談のほうではひとりのキャラクターにさまざまな逸話が創作される場合がある。忠臣蔵は80年代にDCコミックスがやるずっとまえから、様々なパラレルワールドのストーリーを作ってるなあ!

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