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12時間超ワイドドラマ 大忠臣蔵

27 バイト追加, 2018年2月2日 (金) 07:31
編集の要約なし
<以下ネタバレ>
日食にはじまり、江戸の藩士の火消しエピソード、勅使の前で具体的に赤っ恥をかかされる日食にはじまり、江戸の藩士の火消しエピソード、朝廷の使者の前で具体的に赤っ恥をかかされる[[浅野内匠頭|内匠頭]]。[[大野九郎兵衛]]の扱い。[[山吉新八郎]]の存在感。'''吉良家の用人と上杉家の派遣社員との関係'''。吉良側の「浪士仲間割れさせ作戦」。幸四郎内蔵助は京都の遊興(めくら鬼ばかりでなく、複数の花魁の股の下を匍匐前進する遊びも出てくる)をしみじみ「楽しかった…楽しかった…忘れられん」と振り返る。討ち入りの際出てくる浪士たちによる「ののしり誘導作戦」。[[吉良上野介|吉良]](芦田紳介)は高家筆頭肝煎の面目を守り最終的に切腹。墓前にむき出しの生首。お預けの屋敷の内と外による凧揚げ(泣かせる)。眉毛が薄くアイシャドウが濃い内蔵助etc..と、さまざまなオリジナリティで12時間をおもしろくしようと工夫をしている。
定石通りじゃないシークエンスが細かく色々あるので、目が離せない、というか油断が出来ない。
[[田中貞四郎]]、[[萱野三平]]、[[高田郡兵衛]]、[[毛利小平太]]ら、脱盟者の各エピソードが豊かに膨らまされているのも特徴。こころざし半ばで死んでいった脱盟者たちの討ち入りの姿を、死にゆく断末魔の毛利小平太(史実的にも最後の脱盟者)の幻覚に見せるというエピソードはオリジナリティがある。の幻覚に見せるというオリジナリティがある構成は秀逸。
気になる点といえば、大事な屋内セットがいやに狭かったり、コメディリリーフが松本竜介ひとりで、彼のおとぼけはカノジョにつねられて顔をヨリ目にするくらいのサービスだったり(ラスト近くに原哲男が出てくるがなにもふざけない)。
また、若い登場人物に薹(とう)が立った(でも有名人)役者が無理くりキャスティングされてたり、メインキャラを見たこともない役者が演じてたりする部分。また、若い登場人物に薹(とう)が立った(でも有名人)役者が無理くりキャスティングされてたり、比較的メインのキャラクターを見たこともない役者が演じてたりする部分。
それらさえ鼻につかなければかなり見応えある12時間。

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