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そもそも登場人物が多い忠臣蔵はその時のアレンジでメインとサブの配役に差が出るのはつきものだが、そこそこメインのキャラにも、まったく見たこともないような役者さんが当てられ、それが意外に出番も多いので超有名の俳優陣数名とのバランスが乱暴に感じる。中間がないのでグラデーションになってないのだ。そもそも登場人物が多い忠臣蔵はその時のアレンジでメインとサブの配役に差が出るのはつきものだが、そこそこメインのキャラにも、まったく見たこともないような役者さんが当てられ、それが意外に出番も多いので超有名の俳優陣数名とのバランスが乱暴に感じる。中間がないのでグラデーションになってないのだ(特に浅野グループ)。
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{{Cinema|制作=テレビ東京|公開=1989|内蔵助=松本幸四郎|星=2|頃=}}
[[画像:Sinpachi_s.jpg|thumb|役者絵:村上弘明]]
ところどころ入る城達也のナレーションがウソもホントも説得力たっぷりに語ってくれる。
一方「歌舞伎座百年記念作品」ということでもある作品なので、要所要所のいい役には歌舞伎役者が配されているのだが、彼らの出番が、なんだか浮いて見えると言おうか、映画スターとの釣り合いがどっかギクシャクして見える気がする。
いろんな分野の人が一堂に会すのも忠臣蔵の醍醐味には違いないのだが、「岩下志麻」「竜介」「立花理沙」「幸四郎」「知らない人」という内容がハーモニーを作っておらず、「オールスター」というより「'''闇鍋'''」感が強い。おかげで内蔵助の影が薄くなり、彼の出番じゃないときの残像の無さもけっこう気になる。