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{{Cinema|制作=OSK|公開=2021|内蔵助=---|星=2|頃=}}
2022年6月に、前年1月に大阪松竹座で行われた「レビュー春のおどり」のようすがBS松竹東急で放送された。
[[もりいくすお]]が、圧倒的にOSKに詳しくないのと、「安兵衛駆けつけ」はあくまで全体の構成の一部であることから、ここでうんぬん言うのはよそうと思っていたのだが、鑑賞後にどうしても、何日も引きずることがあったので、項目を設けました。が、圧倒的にOSKに詳しくないのと、「[[堀部安兵衛|安兵衛]]駆けつけ」はあくまで全体の構成の一部(15分ほど)であることから、ここでうんぬん言うのはよそうと思っていたのだが、鑑賞後にどうしても、何日も引きずることがあったので、項目を設けました。
気になることとは…
余談だが、いつぞや着物で出かけたとき、あたしが地下鉄構内から地上に出る階段を登っている際、その後ろから漫画家の伊藤理沙先生が続いていたのだが「男の脚も、はだける着物からチラチラ見えると色気があるものだな」と、概略そう言っていたことがある。事程左様に、ふだんは汚くてゴツゴツした種族が、色気を垣間見せる瞬間こそが「着物から見える脚」なのである。
・ためしに、百歩譲って、股引も衣装合わせしてみたが、想定外にかっこ悪かったか…
いやともかく、かえすがえすも、なかなかな「不完全」を感じる。
実は、馬場に急ぐナンバーの振り付けの中に、「気は心」と、いった感じで、尻を端折ろうとするかのような所作が何度か出てくる(意外にかわいらしい)。イメージでご勘弁を、という「エアー尻はしょり」なのだ。(なんで、そうまでして「安兵衛駆けつけ」をやろうとしたのか??うれしいけど)
ちなみに、馬場の助太刀に間に合った安兵衛が村上庄左衛門を斬ろうとしたその刹那、裃姿の「オオバヤシツキノカミ」なる人物が現れ(どこのだれ??)、現場をウヤムヤにして終わり。そのままメロウでやさしげなエンディング曲(桐生さんはマツケンサンバみたいな衣裳に変わる)をみんなで歌い、第1部が幕となる。タイトルが「決闘!」ではなく「疾走!」になってる理由はここにある。
SNSを覗くと、ファンの方には安さんが馬場に駆けつけるときのセカセカした歌が、記憶にこびりついているようで、なにより。
註01…本公演とは無縁のことだが、2022年8月10日に放送のあった「水曜日のダウンタウン」で、朝起きたら仲間も旅館の人もこつ然と消えている…というドッキリを仕掛けられた芸人(コンピューター宇宙のはっしーはっぴー)が異常事態にパニックとなり、人影を求めて建物中を駆けずり回っていたが、尻端折りを知らない彼には、旅館の薄手の浴衣といえども走行は制限されるものと見えて、最終的に帯を打ち捨て、はだけた状態で屋外へ走っていった。左様なまでに「着物で疾走」は不自由なのだと確信した次第。