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当時のシナリオの決定稿を取り寄せて確認してみると、あにはからんや「宿屋の主人にまんまとごまかされる役人」たちがごちそうされるシーンはもともと無く、ト書きに「荒賀たち役人、出て行く。少し酒が入っているらしい。」とあるだけ。(ほかにも、自分を親の仇と付け狙う若者の名前を三平がなぜ知ってたかとか、安兵衛が玄蕃に言う「赤穂浪人の悪口をほざいた」というシーンも、カットされたのではなくそもそも脚本に無い。短いシチュエーションやセリフから「推して知れ」ということだった。)
それよりも、モリシゲが役人を煙に巻いたあと女房と二人でいるシーンは脚本ではもう少しやり取りがあって、内蔵助に白紙を見せられたときの真意や決心。自分が正しいことをしたという気持ちを吐露している。