赤穂義士(大映)
作品概要 | |
制作会社 | 大映 |
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公開年度 | 1954年 |
内蔵助役 | 進藤英太郎 |
評価 |
浪曲で綴る忠臣蔵。
映画の冒頭に浪曲師さんが4人出てきてこちらに向かってまずご挨拶。めいっぱい浪曲が楽しめるのかしらと思うと、刃傷〜切腹のあと、なじみのない不破数右衛門の夫婦の悲話が始まる。(忠臣蔵映画は基本的に数エピソードのオムニバス)なんか、二人は仲良しで、不破は討ち入りメンバーに入れてもらいたがって、でも病気の奥さんが死んじゃって、みたいな。「こんな話浪曲で聞いたことが無いなあ」と思いながら見ていて、そう言えばこのエピソードになってから冒頭以外浪曲がかかってない!てなことに気づく。そのあと映画は「絵図面取り」のエピソードになるのでまた浪曲がかかりだす。なんで浪曲忠臣蔵映画なのに浪曲と関係ないエピソードを入れたんだろう??
内蔵助の影が薄く、その不破の話と絵図面がメイン。
知ってる俳優が進藤英太郎のみで、あとは大工の棟梁が「用心棒」で殺されちゃう人、ほら「ニッポン無責任時代」の黒幕の社長の、その人で、とにかくあとは全部知らない俳優さん。
このあと、3年後に東映が同じタイトルでやっぱり浪曲忠臣蔵がある。