ベルリン忠臣蔵SUMMER OF SAMURAI

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背表紙が日焼けたビデオパッケージ。

ドイツ映画。

要は昼間に再放送やってるようなクオリティのサスペンス推理ドラマ系+忍者ムービー。


時代は現代。ドイツのハンブルク(ぜんっぜんベルリンではない)で連発する金庫破り事件。“日本の亡霊(Japan-Phantom)”なる悪漢の仕業である。

各現場には、ある「日本語」が残されている。日本人捜査官でさえ「苗字」であること以外その関連性はにわかにはわからない…。

女性記者はある日、書物(たしか国芳の「誠忠義士伝」だったはず)からそれが四十七士の名前だと気づく。

地図上の四十数カ所の事件現場の点と点を結ぶとそこに「大石」という文字が浮かび上がるのであった。


忠臣蔵ファンのあたしには好感度は高い。

ツッコミどころ満載のB級映画ではあるものの、日本や忠臣蔵に対して愛情たっぷりで丁寧に作られてるのだ。

丁寧はけっこうだが、見てて眠くなりました。簡単にいうとつまらない

音楽が同時代の「死霊のえじき」に似てる電子音。


邦題やキャッチコピーは、「死霊の盆踊り」も手掛けた、版権輸入会社社員時代の江戸木 純さん。


<附言>

ドイツ語Wikiによると、監督は元『ツァイト』紙の映画批評家であるハンス=クリストフ・ブルーメンベルクさん。ドイツでのプレミア上映は1986年6月19日だったそうです。


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